628: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/29(火) 13:13:50.26 ID:ULDkry570
かすみ「な、なんですか……こいつ……」
しずく「た、タチフサグマ……」
かすみ「タチフサグマ……?」
しずく「ガラルマッスグマの進化系だよ……」
かすみ「し、進化系!? マッスグマってさらに進化するの!?」
「──グマァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!」
タチフサグマはかすみんたちに向かって声を轟かせながら、威嚇してくる。
かすみ「う、うるさい……」
しずく「た、タチフサグマは大きな声で相手を威嚇するの……」
至近距離で叫ばれたせいか、頭がガンガンする。
でも、とにかく目の前のこいつをぶっ飛ばさないと、それこそ袋叩きにされる。
かすみ「ジュプトル……!! “リーフブレード”!!」
「ジュプトォッ!!!!」
自慢の草の刃で切り抜けようと、縦薙ぎに振り下ろされた、“リーフブレード”は、
「グマァッ!!!!」
「プトルッ!!!!?」
タチフサグマが前方でクロスしている腕に防がれて、弾かれてしまった。
かすみ「んなぁ!?」
しずく「あれは“ブロッキング”……!」
タチフサグマは、弾き飛ばしてよろけたジュプトルに肉薄し、クロスした腕を開くようにして、“クロスチョップ”をジュプトルに炸裂させた。
「ジュプトォッ…!!!」
かすみ「ジュプトル!?」
吹っ飛ばされるジュプトルをすかさずボールに戻す。
かすみ「あいつ強い……」
しずく「ごめん、かすみさん……」
かすみ「なんで急に謝るの……?」
しずく「まんまとタチフサグマのいる方に誘導されてた……私のせいだ……」
かすみ「しず子のせいじゃないって!!」
しずく「で、でも、このままじゃ……」
かすみ「だから、今考えてるの……!!」
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