侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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623: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/29(火) 13:09:31.83 ID:ULDkry570

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かすみ「むむむ……どこに行きやがりましたか〜……」

しずく「行きやがったって……まだそんなにたくさんあるんだから、ちょっとくらい良いんじゃない……?」


しず子はかすみんのバッグを見て、そんなことを言う。


かすみ「ダメ! これは、せっかくジグザグマが頑張って拾ってきてくれたものなんだから! それに……」

しずく「それに?」

かすみ「まんまと奪われたままなんて、悔しいじゃん!」

しずく「……はぁ……。わかった……私も取り戻すの手伝うよ」

かすみ「ホントに!? やっぱ、しず子わかってる〜!」

しずく「わかってるというか、諦めてるだけだけど……。でも、どうやって探すの? 見失っちゃったけど」

かすみ「それを今考え中なの!」


最初は足跡を追えばいいかなと思っていたんだけど……ジグザグマたちは逃げている間も好き勝手ジグザグに走るせいか、逆に居場所を特定しづらい。


しずく「ジグザグマたち、結構逃げなれてる感じがするね……足跡を大量に作ってるのも、わざと攪乱するためなのかも」

かすみ「姑息な奴らですねぇ……!」


こうなったら、足跡を虱潰しに追うしかない……?

頭を抱えていると、


 「クマ」


かすみんのジグザグマが足跡をくんくんと嗅いだあと、


 「クマ」


とてとてと先に向かって歩き始める。


かすみ「もしかして、においで追える?」
 「クマァ」

かすみ「さすが、かすみんのジグザグマです! あのガラルのジグザグマたち、すぐに追いついてやりますからね!」
 「クマ」


ジグザグに歩きながら、においを追って進むジグザグマを追いかける。

気付けば、徐々に草原エリアから外れて、ちょっとした林のようなエリアに入ろうとしていた。


しずく「……ジグザグに進むからか、進みが遅いね……」

かすみ「ま、まあ……ジグザグマだし……。マッスグマよりも可愛げあっていいじゃん!」

しずく「別に悪いとは言ってないけど……」


確かに探し物をしているときは真っすぐ目的に向かって進んでくれたら嬉しいけど……これが、ジグザグマの可愛いところでもあるわけだし。


しずく「……そういえばさ」

かすみ「なに?」

しずく「かすみさん、ジグザグマの進化、キャンセルしてるよね?」



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