619: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/29(火) 13:05:33.63 ID:ULDkry570
嬉しそうに笑いながら握手を求めてくるエマ先輩。
果林先輩とは真逆で、フレンドリーな人ですね〜。
一方で、件の果林先輩は、
果林「……へー……貴方たちが、図鑑所有者……」
かすみんたちのことをジロジロと観察していた。
かすみ「ちょ……な、なんですか……」
果林「あら、ごめんなさい……図鑑所有者と聞いて、少し興味が湧いちゃって」
かすみ「……へー、果林先輩もそういうの気になるんですね。いいですよいいですよ! 好きなだけかすみんを見てください!」
注目されているって言うなら満更でもない。かすみんは思わず得意になって、胸を張ってしまいます。
果林「しずくちゃん、貴方、図鑑所有者だったのね……」
しずく「え、あ、は、はい……///」
かすみ「もう、こっち見てない!?」
なんなんですか、期待させておいて……! ぐぬぬ……!
このかすみんを適当にスルーした癖に、果林先輩は、
果林「……」
しずく「あ、あの……果林さん……ち、近くないですか……?///」
しず子の顔を覗き込むようにして、じっくりと観察している。
果林「……ふふ、そう」
しずく「か、果林さん……?///」
果林先輩は一人で勝手に納得したように笑う。
果林「良い目になったわね、しずくちゃん」
しずく「そ、そうですか……?」
果林「ええ。……真の美を理解したような目になったわ」
しずく「し、真の美……ですか……?」
果林先輩の言葉にきょとんとするしず子。
……ってか、
かすみ「ホントに近いですよ!! 近すぎます!! 離れて離れて!!」
なんかちゃっかり、しず子の顎に手を添えて、顔を覗き込んでるし!
二人の間に割って入るようにして、引きはがす。
果林「あら、ごめんなさい」
しずく「……///」
かすみ「しず子も何、満更でもなさそうな顔してんの!」
しずく「だ、だって……///」
しず子にとっては憧れの人みたいだし……わからなくはないけどさぁ。
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