侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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583: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/27(日) 15:46:05.45 ID:4KWPSfBf0

    🎹    🎹    🎹





──島に降り立ち、船着き場から歩くこと数分。


侑「……わぁ……!」


研究所が見えてきて、思わず声をあげてしまう。


侑「見て、歩夢! 研究所だよ!」

歩夢「ふふ、そうだね♪」

侑「小さな島にぽつりと佇む施設……! THE研究所って感じがするよね……! はぁー……なんかときめいてきちゃった……!!」
 「ブイ」

リナ『外観を見ただけでここまでテンション上がるの……ある意味すごいかも』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||

歩夢「侑ちゃん、ポケモンに関する施設は大好きだもんね」

侑「うん! その中でも、ポケモン研究所って言ったら、いろんなポケモントレーナーが最初のポケモンを貰う場所なわけだし……! それこそ、千歌さんはここで最初のポケモンを貰ったトレーナーだし、曜さんやルビィさん、ヨハネ博士もここから旅に出たんだよ! そう考えたらすごいよ……! 今のチャンピオンやジムリーダーたちの歴史が始まった場所なんて言われたら、そりゃテンション上がるに決まってるじゃん……!!」

リナ『侑さん、楽しそう』 || ╹ ◡ ╹ ||

歩夢「ふふ、そうだね。それじゃ、ここで話してても仕方ないし……早く入ろっか」


歩夢にそう促されたけど、


侑「ま、待って……! 一度、深呼吸させて……!」


いざ、そんな場に立ち入ろうと思ったら、急に緊張してきた……。


リナ『大袈裟すぎる……』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||

歩夢「あはは……」


大きく息を吸って、吐いて……。


侑「よし……!」

歩夢「大丈夫?」

侑「うん! い、行こう……!」

リナ『侑さん、手と足が一緒に出てる……』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||

歩夢「あはは……大丈夫かな……」

 「ブイ…」





    🎹    🎹    🎹





──研究所の中に入ると、


 「ピカチュ?」「ハニ〜?」


可愛らしく小首を傾げる、ピカチュウとミツハニーに出迎えられた。



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