55: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/10/30(日) 16:24:43.39 ID:QLy5TvuG0
ことり「ふふ♪ みんな久しぶりだね♪」
歩夢「はい、お久しぶりです!」
ことり「侑ちゃんと歩夢ちゃんにあげたポッポは元気かな?」
侑「はい! 2匹とも、今は歩夢の家で一緒に暮らしてますよ!」
ことり「あれ? 侑ちゃんにあげたポッポも、歩夢ちゃんの家にいるの?」
歩夢「はい。侑ちゃんが貰った♂のポッポは、私が貰った♀のポッポと仲良くなっちゃって……相談した結果、私の家で一緒に暮らしてるんです」
ことり「なるほど〜そうだったんだね〜♪ かすみちゃんにあげたスバメは元気かな?」
かすみ「えーあーえーっと……げ、元気……かも……?」
ことり「?」
しずく「あ……もしかして、そのスバメ……前に逃げられちゃったって、泣き付かれたことがあった……」
かすみ「しーー!!! しーーー!!! しず子、しーーーーっ!!!」
ことり「そっかぁ……スバメ逃げちゃったんだね。確かにすっごくお外が好きで、元気な子だったからね……そういうこともあるよね……」
かすみ「ご、ごめんなさいぃ……」
そういえば、そんなこともあったっけ。
善子「それはそうと、貴方たち何しに来たのかしら……?」
曜「いや、今日新人トレーナーが旅に出るからって言ったの善子ちゃんじゃん!」
善子「確かに教えたけど……というか、善子じゃなくてヨハネよ」
ことり「せっかく、ポケモントレーナーデビューする子たちだから──ポケモンジムに案内しようと思って♪」
かすみ「ジム!? ってことは、ジム戦して貰えるんですか!?」
かすみちゃんが勢いよく食いつく。確かにこの街にはセキレイジムがあるし、ポケモントレーナーだったら、ジムを巡るのも旅の目的の一つだ。
そのチュートリアルとして、この研究所に足を運んでくれたってことみたい。
かすみ「行きます行きます! かすみん、ジム戦やってみたかったんです!」
かすみちゃんはノリノリだけど……。
しずく「えっと……かすみさん」
かすみ「なに? もしかして、しず子もジム戦やりたいの? でも、一番乗りはかすみんに譲ってよ!」
しずく「そうじゃなくて……もしかして、忘れてる……?」
かすみ「何が……?」
善子「……かすみは研究所の片付けの手伝いが先よ」
かすみ「え゛!? ニャースを捕まえたからチャラなんじゃ……」
善子「誰もそんなこと言ってないわよ」
かすみ「そ、そんなぁ……!! 今日中に終わらないですよ〜……!!」
しずく「かすみさん、私も手伝ってあげるから。頑張ろう?」
かすみ「しず子〜……」
なんだかんだ、しずくちゃんってかすみちゃんに甘いよね……。
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