侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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56: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/10/30(日) 16:26:39.32 ID:QLy5TvuG0

しずく「ですので、ジムには侑先輩と歩夢さんで行ってください」

侑「わかった」

歩夢「二人ともお片付け頑張ってね!」

曜「ん、話は付いたっぽいね! 侑ちゃんと歩夢ちゃんはジム戦には挑戦したいのかな?」

歩夢「わ、私は見るだけでいいかな……」


歩夢はやっぱりバトルにはまだ消極的みたい。でも、私は──


侑「私は……やってみたいです……!」


夢にまで見た、初めてのポケモンバトル。初めてのジム戦……! やってみたい!


ことり「わかりました♪ それじゃ、侑ちゃんをセキレイジム挑戦者として、ジムにご案内します♪」

侑「よろしくお願いします!!」





    🎹    🎹    🎹





セキレイシティのポケモンジムは街の西側に位置している。

すっかり日も暮れたセキレイシティを4人で歩いて、セキレイジムを目指す。


ことり「着きました♪」

侑「……セキレイジム……!」


小さい頃から、街のバトル大会があるときにはここに観戦に来ていた。

そんな場所に今、挑戦者として立てるなんて……!


歩夢「侑ちゃん! 頑張ってね!」

侑「うん! 全力でやってくる!」

ことり「それじゃ、侑ちゃんはチャレンジャースペースにお願いします♪」

曜「歩夢ちゃんはセコンドスペースで観戦するといいよ」

歩夢「あ、はい!」


ことりさんが開けてくれたジムの門扉を潜り──目の前に現れた大きな大きなバトルフィールドに向かって歩く。

私がバトルフィールドに着くと──ことりさんが私の横を通り過ぎ……審判席に着く。

そして、セキレイジムの奥、ジムリーダースペースへと着いたジムリーダーが──ボールを構える。


ことり「使用ポケモンはお互い1匹ずつ! 使用ポケモン全てが戦闘不能になったら、そこで決着です!」

侑「はい! それじゃ、よろしくお願いします──曜さん!!」

曜「こちらこそ! セキレイジム・ジムリーダー『大海原のヨーソローシップ』 曜! 君の初めての航海、私に見せて!!」


曜さんは敬礼すると共に──モンスターボールをバトルフィールドに投げ放つ。

ジム戦──開始……!!






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