侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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547: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:35:26.55 ID:ffPGApYk0

侑「イーブイが躓いたのは、ライボルトが“アイアンテール”で床板を砕いた場所だったんだって」

ルビィ「あ……」

ダイヤ「それだけではありませんわ。ルビィ、気付きませんか? この香りに」

ルビィ「え? 香り……? ……言われてみれば、なんか甘い良い匂いがするかも……?」

ダイヤ「これは、マホイップの放っている“アロマミスト”ですわよね?」

歩夢「は、はい……」

ダイヤ「“アロマミスト”によって、上昇した特防で攻撃を耐えつつ、砕いた板材の下に咄嗟に潜り込んで“だいもんじ”を回避した、ということですわね」

侑「最後の最後で運がよかっただけかもしれないですけど……あはは」

ダイヤ「いいえ、運を引き寄せるのも、引き寄せた運を好機に変えたのも、貴方の実力ですわ。それでは、ルビィ」

ルビィ「う、うん」


ダイヤさんに促されたルビィさんは、ポケットから2つ──宝石のようなシルエットをしたバッジを取り出した。


ルビィ「侑さん、歩夢さんの実力を認め、お二人にはこの──“ジュエリーバッジ”を進呈します!」

侑・歩夢「「はい!」」


二人で1つずつ“ジュエリーバッジ”を受け取る。


侑「やったね、歩夢♪」

歩夢「うん……♪」

リナ『二人ともおめでとう♪ 見ていてずっとドキドキハラハラしっぱなしで、すごい試合だった!』 ||,,> ◡ <,,||

侑「リナちゃんも、サポートありがとう」

歩夢「ありがとね、リナちゃん♪」

リナ『どういたしまして♪ 二人の役に立てて、私、嬉しい♪』 ||,,> ◡ <,,||

ダイヤ「ふふ、ロトム図鑑さんも含めて、良いチームワークでしたわ」

ルビィ「うん! すごかったです!」


称賛の言葉もそこそこに、


ダイヤ「それで、この後はどうされるおつもりですか?」


ダイヤさんはそう訊ねてくる。



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