544: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:33:10.76 ID:ffPGApYk0
「ジ、ジャノ……」
目を回してひっくり返っていた。
ダイヤ「……ジャノビー、戦闘不能ですわ」
歩夢「やった……! やったよ! マホイップ!」
「マホイ♪」
勝利の余韻に浸るのも束の間、
歩夢「……そうだ、侑ちゃんたちは……!」
まだ試合は終わっていない。
イーブイは、
「ブイイイイイイ……!!!!!」
「シャモオオオオオオオ!!!!!!!」
“めらめらバーン”を身に纏ったまま、ワカシャモの“かえんほうしゃ”の中、どうにか前に進もうとしているところだった。
🎹 🎹 🎹
侑「イーブイ!! 頑張れー!!」
「ブ、ブイイイイイ……!!!!!」
ルビィ「ワカシャモ! 火力で負けちゃダメだよ!」
「シャモオオオオオ!!!!!」
イーブイがワカシャモに向かって攻撃してくることに気付いたルビィさんは、すぐに標的をイーブイに切り替えてきた。
どうにか“めらめらバーン”で炎の勢いを相殺しながら、接近しようとしているけど、
「ブ、ブイイイイ……!!!!」
いかんせん相手の火力が強い。でも……でも──
侑「歩夢たちが頑張って作ってくれたチャンスなんだ……!! 絶対に負けない……!!」
「ブイイイイイイイッ!!!!!!」
ここが正念場だ、この炎さえ突破出来れば──
ルビィ「ワカシャモ!! とっておきの炎、行くよーーー!! “だいもんじ”!!!」
「シャモオオオオオオオオオオオッ!!!!!!」
侑「なっ!?」
「ブイッ!!!?」
まだ、これ以上の技を隠してた……!?
“かえんほうしゃ”の中を懸命に進むイーブイに向かって──より集束された大の字の炎の塊が飛んでくる。
侑「……っ!!」
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