540: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:30:13.78 ID:ffPGApYk0
リナ『状況がこっちに傾いてる! 今が攻め時だよ!』 ||,,> 𝅎 <,,||
侑「歩夢とラビフットのお陰だね!」
歩夢「……え」
侑「歩夢たちが、ジャノビーのあの大技を打ち破ってくれたからだよ!」
歩夢「……でも、結局勝てなくて……」
侑「それでもすごいよ! 私だったら、あんな作戦思いつかなかったと思うもん!」
歩夢「……だけど、また同じことされたら……」
──次はもう突破出来る気がしない。だけど、そんな私の心配に、
リナ『その心配はないと思う』 || ╹ᇫ╹ ||
リナちゃんが答える。
歩夢「……え?」
リナ『あんなフィールド全体を巻き込むような大技、最終進化系じゃないジャノビーには連発出来ないんじゃないかな』 || ╹ᇫ╹ ||
ダイヤ「……」
リナちゃんの言葉に対して、ダイヤさんは沈黙で答える。
その沈黙は即ち肯定を意味しているのに等しい。
私は、負けて倒れてしまった、ラビフットに目を向ける。
……確かに勝つことは出来なかったけど、
「…ラビ…」
……役割は果たしたとでも言わんばかりに、ラビフットが小さく鳴いたのだった。
歩夢「……うん」
私は、ラビフットをボールに戻す。そのボールをぎゅっと胸に抱き寄せて、
歩夢「ありがとう……ラビフット」
お礼を言った。
侑「歩夢! 勝てるよ!」
歩夢「……うん!」
私は、この試合の最後のポケモンをフィールドに繰り出す。
「──マホミ〜♪」
歩夢「行くよ、マホミル!」
試合は最終局面へ──
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