463: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/20(日) 17:08:27.90 ID:uk513V0l0
侑「“いわなだれ”!?」
かすみ「“しぜんのちから”をお借りしましたよ!」
リナ『岩場での“しぜんのちから”は“いわなだれ”になる!? 侑さん、避けて!?』 || ? ᆷ ! ||
避ける……!? 無理だ……!?
この量の岩じゃ、“でんじふゆう”していても飲み込まれてしまう。こうなったら、
侑「ライボルト!! 電撃を一点集中!!」
「ライボッ!!!」
一か八か……!! 自分たちに向かってくる分だけ、撃ち抜いて破壊する!! 急速に“じゅうでん”を始めたライボルトは、ギリギリまで引きつけてから、岩に向かって集束した電撃による防御、
侑「“チャージビーム”!!」
「ライ、ボォォォォ!!!!!」
眩く閃光が迸る。ギリギリまで引き付けたおかげで、光線はどうにか岩を穿ち、大きな岩の直撃だけはどうにか回避する。
侑「あ……あっぶな……!」
「ラ、ライボッ…!!」
でも、全てを捌き切ることは出来なかった。小さな石の礫や塊は、ライボルトに直撃していた。
そのため、体力的にもうそろそろまずい。
かすみ「! やりますね、侑先輩!」
かすみちゃんの声に視線を前に戻すと──サニーゴの姿が見えなかった。
かすみ「でも、これで終わりですよ! “パワージェ──」
侑「──“かみなり”!!!」
「ライボッ!!!!!」
空から、ライボルトに向かって、一筋の“かみなり”が迸った。
かすみ「んなぁ!?」
かすみちゃんの驚きの声と共に──ひゅーんとサニーゴが落っこちてきて、地面を転がった。
「………………──」
かすみ「さ、サニーゴぉ!?」
侑「さすがに、今度こそ戦闘不能だよね……」
ここまでの戦闘でダメージも蓄積していただろうし、大技が直撃したんだから、これで倒れてくれないとさすがに困る……。
かすみ「ちょ……なんで、サニーゴのいる場所がわかったんですかぁ!?」
サニーゴの居場所──それは、頭上。ライボルトの真上だった。
侑「“いわなだれ”の処理でサニーゴを目で追えてなかったけど……。逆に言うなら、サニーゴからしても周りの岩が邪魔で攻撃しづらいからね」
そうなると、空を飛べるサニーゴにとって絶好の攻撃ポジションはどこか?
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