462: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/20(日) 17:02:14.00 ID:uk513V0l0
電撃とゴーストタイプのエネルギー弾が空中でぶつかり合う。
侑「でんきタイプとゴーストタイプなら、相性は五分のはず……!!」
しかもこっちは進化系のライボルト……! 単純な攻撃のパワーなら迫り勝てる……!
「ライボォッ!!!!」
かすみ「あ、あわわ!? 押されてるよ!? サニーゴ!?」
「…………」
侑「いっけぇ!!」
ライボルトの電撃は“シャドーボール”を撃ち抜き──そのまま、サニーゴに電撃が直撃し、バチバチと音を立てながらサニーゴにダメージを与える。
「…………!」
かすみ「さ、サニーゴっ!?」
しばらく、電撃をその身に受けたあと──サニーゴはポトッと地面に落ちてしまった。
侑「よし! まず1匹……!」
「ライボッ!!!」
かすみ「サ、サニーゴ……」
「…………」
かすみ「……な〜んちゃって〜♪」
かすみちゃんがペロリと舌を出す。
侑「!?」
直後、グラグラと地面が揺れ始め──ボンッ! と音を立てながら、ライボルトの足元が爆発した。
「ライボッ…!!?」
侑「な、何!?」
リナ『“だいちのちから”!? まだ、サニーゴは戦闘不能になってない!?』 || ? ᆷ ! ||
侑「……っ!?」
かすみ「表情が読めないのが、役に立つこともあるんですよ〜♪ さぁ、畳みかけますよ!」
「……」
再びサニーゴがふわりと浮くと同時に、またゴゴゴと地鳴りが聞こえてくる。
侑「また、“だいちのちから”……!? なら……! “でんじふゆう”!!」
「ライボ…!!」
ライボルトが電磁力によって、ふわりと浮き上がる。
これで、じめんタイプの技は避けられるはず……!
かすみ「さすが抜かりないですねぇ……でも、これはじめん技じゃないですよ!」
侑「え!?」
確かに、地面からの攻撃はいつまで経っても来ない。ただ、地鳴りはまだ聞こえてくる。……でも、
侑「音は山側から……!?」
地鳴りの音源が、すぐ傍の山側からだと気付き、目を向けると──大岩がこっちに向かって大量に転がってきていた。
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