40: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/10/30(日) 16:00:19.71 ID:QLy5TvuG0
歩夢「ゆ、侑ちゃん……! どうしよう……あのゴルバット、全然お話聞いてくれない……!」
侑「ミミロルみたいにはいかなさそうだね……! 歩夢、戦おう……!!」
歩夢「え、ええ!? で、でも……! 私、戦い方なんて、わ、わかんないよ……!!」
侑「でも、やらなきゃ……!」
歩夢と問答している間にも──
「ゴルバッ!!!!」
侑「!!」
ゴルバットが大きな牙を歩夢に向けて、飛び掛かってくる。やるしかない……!!
侑「サスケ!! “とぐろをまく”!!」
「シャーーーボッ!!!!」
私の指示と共に、歩夢の肩の上でサスケがとぐろを巻いて、防御姿勢を取る。
──ガッ!! 鈍い音と共にゴルバットの攻撃をサスケが体で受け止める。
今だ……!!
侑「モンスターボール!!」
腰から外したモンスターボールを投げつける──が、
「ゴルバッ…!!」
察知したのか、すんでのところで躱され、ゴルバットは再び上空へ。
侑「くっ……! 歩夢!! とにかく、隙を作って!!」
歩夢「わ、わかった……! が、がんばる……!」
「ヒバニッ」
歩夢「ヒバニー……! もう平気なの?」
「バニッ!!!!」
先ほど目を回していたヒバニーも復活したようで、歩夢の腕の中から外に飛び出す。
歩夢「じゃあ、お願い! 一緒に戦って! “ひのこ”!!」
「バニィーーー!!!」
「ゴルバッ!!!?」
小さな火球がゴルバットに直撃する。
侑「よし……!! 効いてるよ、歩夢!!」
歩夢「うん!」
このまま弱らせて、捕獲したい。とはいえ、ゴルバットもただやられてはくれない。
「ゴルバッ!!!!」
今度はヒバニーを標的とした“エアカッター”。
歩夢「ヒバニー!! 走って!!」
「バニッ!!!!」
1002Res/2130.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20