侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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379: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/15(火) 13:31:25.34 ID:BfviSDpF0

侑「…………ん……んぅ……?」

遥「ベッド、行きましょう?」

侑「……うん…………」

遥「私、侑さんをお布団まで連れていくね」

彼方「ん、わかった〜。遥ちゃんも早く寝るんだよ〜」

遥「はーい。侑さん、行きましょう。イーブイも行こうね」

侑「…………ふぁ〜い……」
 「ブイ」


寝ぼけまなこの侑ちゃんを遥ちゃんが寝室へと連れていき、その後ろをイーブイがトコトコと付いていく。

自然と部屋に残ったのは彼方ちゃんとリナちゃんだけになる。


リナ『彼方さんは寝ないの?』 || ╹ᇫ╹ ||

彼方「彼方ちゃんは穂乃果ちゃんが帰ってくるのを待つつもりだよ〜。穂乃果ちゃんのご飯を温めてあげないといけないし。リナちゃんこそ、休まなくて平気?」

リナ『もう少ししたら、私も休むつもり。だけど、その前に彼方さんに聞きたいことがある』 || ╹ ◡ ╹ ||

彼方「聞きたいこと?」

リナ『今日のジム戦のこと。もっと詳しく聞きたい』 || ╹ᇫ╹ ||

彼方「詳しくって?」

リナ『侑さんが修行をしてるときに話してくれたこと。すごく興味深かった。私にはない視点だったし、彼方さんみたいなバトルが上手い人はあの試合をどう思ったのか、本音が知りたい』 || ╹ᇫ╹ ||

彼方「本音かー……」


正直、言うか迷うこともたくさんあるんだけどなぁ……。彼方ちゃんがどこまで言うのか迷っていると、


リナ『私は侑さんのサポートをしてる。私にはデータはあるけど、戦略や立ち回りの考え方はよくわからない。だから、教えて欲しい。今後、もっと侑さんをサポートするためにも』 || ╹ᇫ╹ ||

彼方「……なるほどね〜」


それがリナちゃんの役割であり、リナちゃんが侑ちゃんのために必要だと思うことらしい。


彼方「ちょっと厳しめのことも言うけど、いい?」

リナ『構わない。むしろ、今の侑さんに何が足りてないのか、私もちゃんと把握しておきたい』 || ╹ ◡ ╹ ||

彼方「わかった。じゃあ、出来るだけ本音で話すね」


侑ちゃんは良い仲間に恵まれているなと思いながら、彼方ちゃんはあのバトルで感じたことを話すことにした。


彼方「まず何から聞きたい?」

リナ『そもそも……侑さんは花陽さんに勝てたと思う?』 || ╹ᇫ╹ ||


恐らく、最初から1対1のちゃんとしたジム戦を挑んだときに、勝利することが出来ていたかという意味だろう。


彼方「勝負は時の運もあるから、絶対にこうだったとは言えないけど……たぶん勝てなかったと思う」

リナ『どうして?』 || ╹ᇫ╹ ||

彼方「お昼にも言ったけど……侑ちゃんは相手の防御戦術や搦め手が苦手だからね〜。花陽ちゃんは下手したらこの地方のジムリーダーの中でも、侑ちゃんが一番苦手な相手かもしれないね」

リナ『でも、花陽さんの手持ちは2匹とも戦闘不能まで追い込んでたよ?』 || ╹ᇫ╹ ||

彼方「よく思い出してリナちゃん。花陽ちゃんのポケモンを倒したのは2匹とも歩夢ちゃんだったでしょ?」


“どくどくのキバ”で相打ちにしたディグダと、ラビフットが急所を狙って倒しきったドロバンコの2匹だ。決まり手はどちらも歩夢ちゃんのポケモンだった。



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