371: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/15(火) 13:08:53.04 ID:BfviSDpF0
貝殻の表面を電気が伝っているだけで、本体には届いていないのかもしれない。
となると……。
侑「でんきタイプで弱点を突くだけじゃダメ……」
まあ、さすがにそんな簡単な課題出してくるわけないか……。
侑「なら、次は物理攻撃で……! ワシボン!!」
「ワシャァッ!!!」
侑「“ブレイククロー”!!」
「ワッシャァッ!!!!」
ボールから出したワシボンがパールルの上から、猛禽の爪で襲い掛かる。
──バシャっと音を立てながら、水中のパールルに爪を立てるものの、
「ワ、ワシャァ…」
やはり、パールルは微動だにしない。
侑「ぐぬぬ……力で押してもダメかも……」
考え方を変えないといけないかも……。
こういうとき、強い人はどうするかな……。
今まで自分が見てきたバトルを思い出す。
硬い殻を持ったような相手を倒すって言うと……。
侑「……相手の急所を狙った必殺の一撃とか……!」
千歌さんが得意としている戦術。よし、これで行こう!
ただ、私は千歌さんみたいに、急所を見切ることは出来ないから……。
侑「ワシボン! たくさん攻撃して、パールルの急所を探そう!」
「ワシャッ!!!!」
とにかく、手当たり次第にいろんな場所を攻撃してみることにした。
🐏 🐏 🐏
彼方「侑ちゃん苦戦してるね〜」
レジャーシートの上でくつろぎながら、侑ちゃんの姿をのんびり眺める。
遥「お姉ちゃん他人事みたいに……」
リナ『侑さん、さっきから手当たり次第に攻撃してる』 || ╹ᇫ╹ ||
彼方「急所を探してるのかもねー」
リナ『パールルの特性は“シェルアーマー”。パールルの貝殻はそもそも急所を持たない』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||
彼方「そうだねー。だから、あれじゃダメそうだね〜」
リナ『私、教えてくる』 || ╹ᇫ╹ ||
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