347: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/13(日) 12:48:19.80 ID:CEy3tu000
花陽「……!」
凛「にゃ!? 本当に一発で急所に当てたの!?」
侑「す、すごい!! 歩夢!!」
歩夢「えへへ、やったよ! 侑ちゃん!」
これで残るは凛さんのオコリザルだけ……!! そして、そんな私たちの優勢を後押しするように──ヒバニーが光を放ちだした。
歩夢「!? あれって……!?」
リナ『進化の光だよ!! ヒバニーが進化する!!』 || > 𝅎 < ||
フィールド上を走り回るヒバニーは光に包まれ──
「──ラフット!!!!」
新しい姿で、フィールド駆け回り始める。
リナ『ヒバニーがラビフットに進化したよ!!』 ||,,> 𝅎 <,,||
リナ『ラビフット うさぎポケモン 高さ:0.6m 重さ:9.0kg
ふかふかの 体毛で 寒さに 強くなり さらに 高温の
炎技を 出せるようになった。 手を 使わずに 木の
枝から 木の実を 摘み取り リフティングの 練習をする。』
歩夢「ラビフット……!」
侑「歩夢! 勝てるよ!!」
歩夢「うん!」
流れが私たちの方に向いている。このままなら、押し切れるはずだ……!
花陽「凛ちゃん、ごめんね……」
凛「うぅん! あとは凛に任せて!」
対戦は最終局面に突入する──
🎀 🎀 🎀
──胸がドキドキしていた。
ほぼ初めてのバトル。野生のポケモンを除けば、トレーナー同士では、本当に初めてのポケモンバトル。
最初は怖かったけど、侑ちゃんが隣にいてくれれば、一緒に戦ってくれれば、怖いものなんてないんだ……!
さっき、攻撃を急所に当てたとき、自分でも信じられないくらい集中して、相手を見ることが出来た。
──私もちゃんと戦えるんだ……!
これで勝てたら私は──やっと、自分に自信を持てる気がする。
これで、やっと──
歩夢「──……侑ちゃんの……役に立てる……」
侑「え?」
歩夢「うぅん……! なんでもない……!」
だから、この勝負は絶対に勝ちたい……!
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