343: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/13(日) 12:44:45.67 ID:CEy3tu000
侑「え? どういうこと……?」
リナ『ディグダ、“もうどく”状態になってた。そのダメージに耐えられなかったみたい』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「“もうどく”ってことは……」
花陽「さっきの噛みつき……“どくどくのキバ”だったんだね」
歩夢「サスケ……最後まで頑張ったんだね、偉いよ……」
侑「サスケ、大手柄だ……!」
イーブンどころか、これで残りは3対2……!
凛「ごめんかよちん……ワシボン倒しきれなかった……」
花陽「うぅん。わたしもディグダを相打ちまで持ち込まれちゃった……ごめんね」
凛「仕方ない。切り替えていこう!」
花陽「うん!」
ジムリーダーたちが2匹目のボール構える。
侑「このバトル……勝てるよ、歩夢!」
歩夢「……うん!」
歩夢は一度、息を整えながらゆっくり立ち上がり、2匹目のボールを構えた。
歩夢「お願い、ヒバニー!」
「ヒバニッ!!」
もちろん、歩夢の2匹目はヒバニーだ。
花陽「ドロバンコ! 出てきて!」
「ンバコ」
凛「オコリザル、行くにゃ!」
「ムキィィィィィ!!!!!」
花陽さんの凛さんの最後のポケモンはドロバンコとオコリザル。
さあ、試合再開だ……!
侑「ワシボン! ドロバンコに“ダブルウイング”!!」
「ワシャァッ!!!!」
勢いよく飛び出すワシボン。もう体力も残り少ないし、最後まで戦い切れる可能性は低いから、とにかく相手の体力を少しでも削ることに専念する。
ワシボンの両翼がしっかりとドロバンコを捉えるが、
「ンバコー」
侑「あ、あんまり効いてないかも……?」
スピードの速いワシボンに対して、ドロバンコは非常に緩慢で、まるで避ける気がない。
加えて、防御力が高いのか、あまりダメージを受けているようには見えない。
そんなワシボンに向かって──
凛「オコリザル!! “からてチョップ”!!」
「ムキィィィィィ!!!!!」
オコリザルが飛び掛かってくる。
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