319: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/12(土) 13:20:09.59 ID:Cfp9Tcx10
ルビィ「……あはは、ルビィ負けちゃったね」
かすみ「……か、かすみん……勝ったんですか?」
ルビィ「うん! かすみちゃんのキモリ……うぅん──ジュプトルの“リーフブレード”でアチャモの“ほのおのうず”は破られちゃったから」
かすみ「ジュプトル……」
「ジュプト」
かすみ「……い……いやったあああああああああ!!! ジュプトル!!! やりましたよ!!! かすみんたち、勝ちましたよおおおお!!!」
「ジュプト♪」
喜びのあまり、思わずジュプトルに抱き着いてしまう。
かすみ「もう、いきなり立派な姿になっちゃって……!! さすが、かすみんの選んだパートナーなだけありますね!!」
「プトル♪」
しずく「おめでとう、かすみさん♪」
バトルが終わって、しず子もかすみんの近くに寄ってきて、祝福の言葉を掛けてくれる。
かすみ「うん! やったよ、しず子!」
しずく「うん、すごかったよ!」
そして、気付けば、
ルビィ「かすみちゃん」
バトルを終えた、ルビ子もかすみんの傍に来ていました。
ルビィ「あなたをウチウラジム公認トレーナーとして認め──この“ジュエリーバッジ”を進呈します」
かすみ「! う、うん!」
ルビ子からバッジを受け取る。
かすみ「えへへ……見て、ジュプトル! 初めてのジムバッジだよ!」
「プトォル♪」
ルビィ「それと、かすみちゃんにはこのバッジケースも。今後集めていくバッジを保管するための入れ物だから、大事にしてね」
かすみ「ありがとう! ルビ子!」
ルビィ「えへへ、この先のジムも頑張ってね、かすみちゃん」
かすみ「任せて! ルビ子みたいなちっちゃい子も頑張ってるんだから、かすみん負けないように頑張っちゃうんだからね!」
ルビ子みたいなちっちゃな子供でも、ジムリーダーをやってるんだもん! かすみんもすぐにすごいトレーナーになっちゃうんですからね!
そんなことを言っていたら、急にしず子が、神妙な顔で話に割って入ってくる。
しずく「あ、かすみさん……そのことなんだけど……」
かすみ「? そのことって……?」
しずく「ルビィさん……かすみさんが思ってるより、ちっちゃい子ではないと思うよ」
かすみ「……? どういうこと?」
しずく「かすみさん、今何歳?」
かすみ「何歳って……15歳だけど……」
ルビィ「あ、えっと……ルビィ、18歳……」
……18……歳……?
1002Res/2130.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20