侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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314: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/12(土) 13:14:24.58 ID:Cfp9Tcx10

ルビィ「行くよ、アチャモ」
 「チャモッ」

かすみ「わ! 可愛い♪」


ひよこポケモンのアチャモです。

 『アチャモ ひよこポケモン 高さ:0.4m 重さ:2.5kg
  トレーナーに くっついて ちょこちょこ 歩く。 口から
  飛ばす 炎は 摂氏 1000度。 相手を 黒コゲにする
  灼熱の 玉だ。 抱きしめると ぽかぽかして 温かい。』


かすみ「摂氏……1000度!?」

ルビィ「アチャモ! “ひのこ”!」
 「チャーーーモーーー!!!!!」


ボボボッ! と音を立てながら、“ひのこ”が飛んでくる。


かすみ「そんなの当たったら熱いじゃ済まないじゃないじゃん!? ゾロア、“シャドーボール”!!」
 「ガーーウゥッ!!!」


ゾロアから放たれた“シャドーボール”が“ひのこ”と撃ち合って相殺した。

その際、ぶつかり合ったエネルギーの衝撃で、浜辺の砂が舞い上がる。


かすみ「うぅ……砂埃がすごい……」


砂煙が晴れると──


かすみ「あれ……? アチャモは?」


アチャモが姿を消していた。そして──


 「チャモチャモチャモチャモッ!!!!!」


鳴き声が動きながら移動していることに気付く。


かすみ「な、なに!?」
 「ガゥッ!?」


音の源を目で追うと──アチャモが砂浜を猛スピードで走り回っていた。

しかも、


かすみ「アチャモが走ったところ……燃えてない!?」


砂浜のアチャモが通ったところは、赤熱し、高温なのが一目でわかる状態になっていた。

しかも、アチャモはどんどん“かそく”しながらかすみんとゾロアの周りをぐるぐる回っている。


ルビィ「“ニトロチャージ”!!」
 「チャァモォッ!!!!!」

 「ガゥッ!!!?」
かすみ「ちょ!? ゾロアっ!?」


目で追うのが精一杯だった、かすみんはうまく指示することも出来ず、アチャモの燃える突撃がゾロアに直撃する。


かすみ「ぞ、ゾロア……!」
 「ガゥゥ…」



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