侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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313: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/12(土) 13:13:35.92 ID:Cfp9Tcx10

ルビィ「お、オドリドリ! とりあえず、回避に専念を……!」

かすみ「させませんよ!! “じんつうりき”!!」

 「ガァァーーーゥッ!!!!」

 「ピヨヨッ!!?」


今度は雄たけびと共に、逃げようとするオドリドリを念動力によって、砂浜に向かって叩き落とす。


ルビィ「あのポケモン、キモリじゃない……!?」


いい加減ルビ子も気付いたようですね。


かすみ「ふっふっふ……そうです、この子はキモリじゃなくて──ゾロアですよー!!」
 「ガゥガゥッ!!!!」

しずく「“イリュージョン”……!? 全然気付かなかった……」

かすみ「さっきからキモリも覚える技しか使ってなかったからね!」

ルビィ「オドリドリ! “こうそくいどう”!!」
 「ピ、ピヨヨッ…!!!」


オドリドリは地面に撃ち落とされながらも、どうにか体勢を立て直して、砂浜を素早く走り始める。

能力を上げながら、立て直すつもりですね。……でも、そうは行きません!


かすみ「ゾロア!」
 「ガゥガゥッ!!!!」


ゾロアも猛スピードで砂浜を走り始める。

こっちはもうすでにさっき“こうそくいどう”で素早さを上昇させ済みですからね!

加速の真っ最中のオドリドリの背後を取ったゾロアが飛び掛かる。


かすみ「こそこそ逃げながら能力を上げようとする、悪い子には──“おしおき”が必要ですね〜♪」
 「ガゥワゥッ!!!!」

 「ピヨヨヨヨォッ!!!!?」


背後から、飛び掛かったゾロアはそのまま、鋭い爪でオドリドリを切り伏せた。

激しい爪撃が直撃したオドリドリは、その衝撃で砂浜をゴロゴロと転がりながら、


 「ピ、ヨォォォ……」


砂まみれになりながら、目を回して引っ繰り返った。


ルビィ「うゅ……オドリドリ、戦闘不能。……戻って」


オドリドリがボールに戻される。


しずく「か、かすみさんすごい!」

かすみ「ふっふ〜ん! ま、かすみんにかかればこんなもんですよ!」

ルビィ「全然ゾロアだって気付けなかった……かすみちゃん、すごいね」

かすみ「ふふん♪ もっと、褒めてくれていいんですよ〜♪」

ルビィ「うん! かすみちゃん、ホントにすごいよ! ルビィ嘘吐くのとか苦手だから……そういう戦術は得意じゃないんだ……。でも、負けるつもりはないよ」


そう言いながら、ルビ子が出した2匹目は、



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