309: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/12(土) 13:06:48.20 ID:Cfp9Tcx10
かすみ「あのポケモン……ルビ子のポケモンかな?」
しずく「あのポケモンは確か……メレシーだったかな?」
かすみ「メレシー……」
かすみん、図鑑を開きます。
『メレシー ほうせきポケモン 高さ:0.3m 重さ:5.7kg
地下深くの 高温 高圧な 環境で 生まれた ポケモン。
体の 宝石が 曇らないように メレシーの 群れでは
ふわふわの ヒゲで お互いを 磨き合うのだ。』
かすみ「へー……ほうせきポケモン」
確かによく見ると、あちこちに赤い宝石がついているのがわかります。
見た感じ……いわタイプ、かな……?
かすみ「そういえば、ルビ子ってなんのタイプのジムリーダーなの? しず子?」
しずく「え?」
かすみ「え? じゃなくて……しず子なら知ってるでしょ?」
優等生なしず子なら、間違いなく知ってると思ったんだけど……。
しずく「えっと……新しいジムリーダーだから、エキスパートタイプは知らないかも……」
かすみ「えぇ!? じゃあ、どのポケモン出せばいいかわからないじゃん!!」
しずく「そんなこと言われても……」
かすみ「じゃあ、あのメレシーってポケモンは何タイプ!?」
しずく「メレシーはいわ・フェアリータイプだったかな……」
かすみ「いわ・フェアリーだと……えっと確か、いわタイプはみずタイプとこおりタイプに弱くて……? フェアリーはいわタイプに弱い……?」
しずく「全然違うよ……。いわ・フェアリータイプの弱点だと、みず、くさ、じめん、はがねかな。特にはがねタイプには弱いと思う」
かすみ「はがねタイプは持ってない……」
かすみんの手持ちはゾロア、キモリ、ジグザグマ、サニーゴの4匹。
あく、くさ、ノーマル、ゴーストだから……。
かすみ「うん、決めた! この子で戦う!」
かすみんが戦いに出す子を決めたところで、前を歩いていたルビ子が足を止めた。
ルビィ「ここで戦います!」
そう言いながら振り返る。
ここって……。
かすみ「浜辺……?」
すっかり日も落ちてしまい、暗くてよく見えないけど……。
近くに海があって、潮の香りがするし、なにより波の音がすぐ近くで聞こえる。
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