侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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239: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/09(水) 11:33:17.04 ID:hVp6cgNM0

2匹を遠距離技で攻撃し、“じゅうでん”によるチャージ攻撃を阻止したものの、


 「ラァァァイィィィ!!!!」


残った1匹のラクライが“でんげきは”を愛ちゃんに向かって放ってくる。


侑「愛ちゃん!」

愛「任せなって! ソーナノ! “ミラーコート”!」
 「ソーーーナノッ!!!」


愛ちゃんの頭の上に乗っていたソーナノが、飛んできた“でんげきは”をそっくりそのまま跳ね返し、


 「ラクラァッ!!?」


ラクライを返り討ちにする。


歩夢「愛ちゃん、すごい!」

愛「それほどでもないって♪ 歩夢こそ、すごいじゃん! よくラクライたちの“じゅうでん”に気付いたね!」

歩夢「なんだか、毛が逆立ってる子がいたから……。……!」


受け答えしている間にも、肌がピリピリとする感じがして、前方に目をやると──ラクライたちが密集し始めているのが視界に入ってくる。

集まってお互いの体毛を擦り合わせてる……?


歩夢「ま、また電撃してきそう!」

リナ『前方!? 密集した、ラクライたちから高エネルギー!?』 || ? ᆷ ! ||


次の瞬間、周囲一帯に網目のように、稲妻が走り──ゴロゴロ、ピシャァーーンッと空気を轟かせる。

一帯のラクライが一気に“10まんボルト”で攻撃をしてきた。


愛「わぁ!? “10まんボルト”が“じゅうまん”してる!?」

侑「ぶふっ!」

歩夢「愛ちゃん、真剣に戦ってぇ!!」

愛「わかってるって!! ソーナノ! “ミラーコート”!!」
 「ソーナノッ!!!」


咄嗟にソーナノが反射するものの、相手の手数が多すぎる。


歩夢「さ、サスケ、“たくわえる”から“あなをほる”!」
 「シャボッ!!!」


足りない防御の手数を補うために、サスケがエネルギーを“たくわえる”と共に地面に潜る。そして、地中を経由して、愛ちゃんの前に体をくねらせながら、躍り出し──


 「シャーーーーボッ!!!!」


電撃を身をもって受け止める。


愛「ちょ!? サスケ、大丈夫なの!?」


“たくわえる”で特防が上がっているとは言え、確かにダメージはある。でも──


 「シャーーーボッ!!!!」


電撃を受けたサスケは即座に体の表面の電撃を受けて痺れた皮を“だっぴ”して破り捨てる。



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