侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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136: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/03(木) 21:30:01.21 ID:aNVgiSRu0

千歌「お……?」

 「ッシブッ!!!」

千歌「筋肉を自慢してるのかな……? よーし! それなら、ルカリオ! “ビルドアップ”!!」
 「グゥォッ!!!!」

 「マッシブッ!!!!」

千歌「やるね……!」


千歌ちゃんも張り合うように、ルカリオに“ビルドアップ”を指示して、ボディビルバトルを始める。


遥「あ、あの……千歌さん……倒さないと……」

千歌「え? ……そういえば、そうだった。ルカリオ! 拳、集中!」
 「グゥォ──」


ルカリオが指示のもと、一気に精神を集中させて──拳に力を籠める。

──直後、カッと目を見開いて、


千歌「“きあいパンチ”!!」


風を切り裂くほどのスピードでマッチョムシに向かって、拳が放たれる。

これで決着──と思いきや、


 「マッシブッ…」


マッチョムシは、ルカリオの拳を手の平で受け止めていた。


千歌「と、止められた!?」
 「グゥォッ!!?」

 「マッシブッ!!!!」


そのまま、ルカリオの腕を掴んで上に向かって放り投げる。


 「グゥァッ!!!?」
千歌「ル、ルカリオー!?」

 「マッシブッ!!!!」


そのまま、今度は千歌ちゃんに向かって飛び掛かってくる。


千歌「わ、やばっ! 穂乃果さん、バトンタッチ!!」

穂乃果「了解〜!」


飛び掛かってくる、マッチョムシとの間に躍り出た穂乃果ちゃんがボールを投げる。


 「ゴラァァーーースッ!!!!!」
穂乃果「ガチゴラス!! “かみくだく”!!」


ボールから飛び出した穂乃果ちゃんのガチゴラスが、空中のマッチョムシをガブリと大顎で捕まえ、そのまま地面に叩きつけた。


千歌「さっすがぁ!」

 「マ…シブッ!!!」


でも、マッチョムシも負けていない。噛みつかれながらも腕を伸ばして、ガチゴラスの頭部に掴みかかる。


遥「あ、“あてみなげ”です!!」



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