135: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/03(木) 21:28:04.71 ID:aNVgiSRu0
■Intermission🐏
──ここはセキレイシティの北にある道路、10番道路……。
「ブーーーン!!!!」
虫の頭にムキムキの体をした敵が彼方ちゃんたちに殴り掛かってくる。
遥「お姉ちゃん!」
彼方「大丈夫、大丈夫〜。バイウールー、“コットンガード”〜」
「メェェェー」
相手の拳が──ボフッという音と共に、毛皮に飲み込まれる。
彼方「ふっふっふ〜、肉弾戦で彼方ちゃんのバイウールを倒せるかな〜?」
「マ、ッシブ…!?」
あれ……? なんか、ちょっとショック受けてる……?
「マッシ、ブーン!!!」
彼方「わぁ!? こっち来たぁ!?」
敵がバイウールーを無視して、私の方に突っ込んでくる。
彼方「お、怒らないでよ〜!」
遥「ち、挑発なんてするから……!」
彼方「た、助けて〜! 穂乃果ちゃ〜ん! 千歌ちゃ〜ん!」
彼方ちゃんが助けを呼ぶと、
千歌「ルカリオ!! “コメットパンチ”!!」
「グゥォッ!!!」
「ッシブッ!!!」
千歌ちゃんのルカリオが、敵に向かって拳を叩きこむ。
千歌「肉体が自慢なら、相手してあげるよ!」
「ブーンッ!!!」
彼方「た、助かった……」
遥「お姉ちゃん、大丈夫……?」
彼方「頼もしいボディガードのお陰で無事だよ〜」
遥「良かった……」
彼方「それにしても、あのマッチョムシ……まさか、彼方ちゃんに直接殴り掛かってくるなんて……。さすがの彼方ちゃんも、肝が冷えたぜ……」
遥「マッチョムシって……勝手に変な名前つけちゃダメだよ、お姉ちゃん」
千歌ちゃんのルカリオと対峙したマッチョムシは、
「マッシブッ!!!!!」
急にポージングを始める。
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