106: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/02(水) 12:31:22.10 ID:sJcXG/TG0
もちろん、トレーナーになりたてで勝てるとは思ってなかったけど……結果としてハンデありでも敵わなかったわけだから、もっと頑張らないとね。
歩夢「侑ちゃん、お疲れ様」
侑「うん、ありがと歩夢」
歩夢「イーブイ、治療してあげるから、こっちおいで?」
「ブイ…」
歩夢が声を掛けると、イーブイは私の腕の中からぴょんと飛び出して、歩夢の胸に飛び込む。
歩夢「ワシボンも」
侑「あ、うん。ありがと」
言われるがまま、ワシボンのボールを歩夢に手渡す。
歩夢「それと、ウインディもおいで♪」
せつ菜「え!? そんな悪いですよ!? ウインディの治療はトレーナーの私が自分で……!」
「ワゥ…」
焦るせつ菜ちゃんを後目に、ウインディは歩夢の方へと歩み寄って行って、歩夢の頬をペロリと舐める。
せつ菜「こ、こら!? ウインディ!!」
歩夢「ふふ♪ 大丈夫♪ 今、“きずぐすり”使ってあげるね♪」
「ワォン♪」
ウインディは歩夢の前でゴロンとお腹を見せて、じゃれ始める。
侑「あはは……歩夢の前ではウインディも可愛い子犬に見えてくる」
せつ菜「驚きました……私のウインディが初対面の人にここまで心を許すなんて……」
侑「歩夢、とにかくポケモンに好かれる体質なんだよね」
せつ菜「世の中いろいろな方がいるものですね……」
せつ菜ちゃんは腕を組みながら、ウインディをじゃらしている歩夢を興味深く観察している。
歩夢「それじゃ、次はワシボンね」
「ワシー」
「バニ、バニッ!!!!」
歩夢「きゃっ……! もう、ヒバニーはバトルしてないでしょ?」
侑「ご主人様を取られたと思って、嫉妬してるんじゃない?」
歩夢「もう……順番ね?」
「バニィ…」
歩夢、大人気……。
リナ『それより、侑さん、歩夢さん、せつ菜さん』 || ╹ᇫ╹ ||
歩夢・せつ菜「?」
侑「どうしたの? リナちゃん?」
リナ『もういい時間だけど……この後、ダリアシティには向かうの?』 || ╹ᇫ╹ ||
リナちゃんに言われて、辺りを見回すと──確かに空は茜色に染まり始めていた。
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