侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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102: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/02(水) 12:25:52.74 ID:sJcXG/TG0

侑「せつ菜ちゃん」

せつ菜「なんでしょうか」

侑「最後まで……手、抜かないでね……!」

せつ菜「もちろんです! 私はいつだって、相手の全力には、全力でお応えしますよ!」

侑「うん! 行くよ!! イーブイ!!」
 「ブィィィィ!!!!!」


私の肩からイーブイがバトルフィールドに踊り出す。戦意は十分……!


侑「イーブイ!! “でんこうせっか”!!」
 「ブイッ!!!!!!」


──ヒュンッと風を切って、イーブイが飛び出す。


せつ菜「ウインディ!!」
 「ワォンッ!!!!!」


せつ菜ちゃんは掛け声と共に、ウインディの向かって左側に身を躍らせ、ウインディは口の炎を溜めながら向かって右側を警戒する。


歩夢「トレーナーが動いた……!?」

リナ『!? これじゃ左右に死角がない!?』 || ? ᆷ ! ||


──知ってるよ……! せつ菜ちゃんが前に試合でやっている姿を見たことがある。

トレーナーがポケモンの死角を庇うことによって、より広い範囲に対する迎撃を可能にする戦術……!

でも、私が選んだのは右でも左でもなくって……!!


 「ブイィッ!!!!!」

 「ワゥッ!!!!?」
せつ菜「!? 正面!?」


イーブイの“でんこうせっか”がウインディの右側頭部に直撃する。


侑「よし! せつ菜ちゃんだったら、絶対に機動力での攪乱を警戒してくると思ったんだ!」
 「ブイ!!!」


イーブイは攻撃を当てた反動を利用して、後ろに飛びながら華麗に着地する。


せつ菜「……! 素晴らしい読みと胆力です……!」

侑「さぁ、続けるよ! イーブイ!」
 「ブイッ!!!」


再び“でんこうせっか”で風を切って、飛び出す。


リナ『次は右!? 左!? 前!?』 || ? ᆷ ! ||

せつ菜「右も左も前も後ろも関係ありません! “バークアウト”!!」
 「ガゥワゥッ!!!!!!!!」


まくし立てるように大きな声で吠え始めるウインディ──全方位攻撃だ。


せつ菜「これで逃げ場は……!」


でも、私が知ってるせつ菜ちゃんなら、絶対に読み合い全体をケアする作戦を取ってくる……だったら、さらに裏をかく……!


せつ菜「……き、消えた!? イ、イーブイはどこですか!?」
 「ワ、ワォンッ!!!?」



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