シンエヴァ もう一つの終わり ver1.12
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2022/10/10(月) 23:29:55.70 ID:R3+wBdbD0

リツコ「生きてる衛星を探して、回線を維持して」

ヒデキ「はい」

自分の端末を開きコマンド入力を始めるヒデキ

  :

湖に落着した脱出カプセルの外観

暗いカプセル内部

四角い機器ボックスの一隅に緑色のランプが点り、目まぐるしく明滅を始める

 :

リツコ「それから、キャリアの干渉パターンからマイナス宇宙での発信源の位置の把握を!」

ミドリ「そんなことできっこないっしょ!」

マコト「いや、できる。こっちに回せ」

リツコ「頼むわ、日向君」

 うなずき合って人混みの外へ出て行くマコトとシゲル

 端末から顔を上げるヒデキ

ヒデキ「副長、こちらからのコマンドが通りません」

リツコ「送信機のパワーが足りないんだわ」

 人垣に混ざっていた高 雄がにやりと笑って後ろを振り返る

高 雄「だ、そうだ」

若い技師「2号から5号の補機バッテリーを1号に繋いでやれば――」

リツコ「すぐやってちょうだい」

高 雄「任せてください。――よし、使えそうな資材を集めろ」

技師たち「はい!」

 めいめい、慌ただしく作業にとりかかるクルーたち

 立ち上がるリツコ

 人々の頭上に広がる青空、緑の山並み

 眉をひそめるリツコ




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