【マギレコ】 最後の世代の魔法少女たち
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73: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/07/28(木) 20:45:56.65 ID:EEyFH7CuO
なお、前回の会合から今日までの間、織莉子は鏡の魔女結界を調査していた。
W計画を知らない知人に、鏡の魔女結界の調査を依頼していたという。
魔法少女のコピーを捕縛し脅迫、部屋同士を隔てる壁を破壊、結界の深い階層への侵入。
何れもアリナ発見には至らなかったが、それまで予想でしかなかったアリナと鏡の魔女の
結託が、コピーから得られた情報により、事実であることが判明した。

その後、会合は終盤に差し掛かり、ようやく出た案は三つ。

一つ目の案は”アリナを発見した未来”を予知すること。
二つ目の案は”目的の時間に通じる鏡を発見する未来”を予知すること。
だが、結論を言えば、織莉子はどちらの未来も予知できず、すぐに望みは潰えてしまう。

最後の案として、インキュベーターへ接触するという案が出た。
灯花は過去にインキュベーターのシステムへ干渉したことがある。
その経験を基にキュウべぇにアリナの居所を尋ねようと試みた。
しかし……

「あんなことをしておいて、よく連絡を取ろうなんて思えるね。その気持ちの割り切り方は
 称賛に値するよ。それはそうとアリナが願いで手に入れたアトリエのことだけど、あれは
 本人以外が辿り着くことは不可能なものだ」

という答えが返ってきた。そのうえ、

「アリナを引きずり出す願いで、誰かを契約させることも駄目だよ。
 魔法少女の新規契約を恒久停止することは、既に伝えただろう?」
灯花の先を読んだ答えが返ってきた。

百年後の未来を襲う脅威のことは
「それはキミたち人類の問題だ。ボクたちのエネルギー回収ノルマは達成された」

という答えが返ってきた。

そんなインキュベーターの対応を見かねて、織莉子が口を挟む。


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