65: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/07/28(木) 19:58:51.26 ID:EEyFH7CuO
>>63からの続き
さらに翌週の休日。
いろはが主催となり、神浜マギアユニオン、プロミストブラッド、時女一族、ネオマギウス、
各陣営の代表者が出席する緊急会合が、みかづき荘で開催されることになった。
W−1、W−2実行にあたり、協力が必要な魔法少女から承諾を得られたこと、
ここ数日間、灯花とねむが小さなキュウべぇを調査した結果、浄化システムを
広げる方法の糸口が掴めたことで、会合開催に踏み切った。
しかし、午前0時のフォークロアは湯国市へ赴いており、参加不可との返事があった。
撲滅派との交渉を目的に、里見太助と那由多も同行しており、当分は戻れないという。
「それで出席者は四人というわけねぇ」
「交渉が正念場らしいので、ラビさんたちの意思を尊重しました」
会合の出席者は、環いろは、紅晴結菜、広江ちはる、宮尾時雨。
広江ちはるは時女静香、宮尾時雨は藍家ひめなの代理として参加した。
「ちはるちゃん。静香さんはどうしたの?」
「それが、水徳寺の分寺が時女の里に建つことになってね。工事説明とか立会いとかで、
静香ちゃんの手が離せなくなっちゃったんだ。悪いとは思ったんだけど、すなおちゃんの
判断で、私が代理で出てほしいって言われたの」
「急にお寺が経つなんて、どうしたんだろう?でも、それなら仕方がないね。時雨ちゃん。
藍家さんは今日、どうしたの?」
「今日は補習で予定が埋まってことを思い出して、どうしても来れないみたい。
だから急遽、僕が代理を引き受けたんだ。これでも一応は創始者だし……」
「ひめなさん、そんなことになってたんだ。ちゃんと進級できるといいんだけど……」
「姫からの伝言で、『いろりん、ごめん。今度埋め合わせするから』って預かってる」
「う〜ん、気持ちだけいただいておくね……」
「まぁ、出席者の確認が取れたのだし、会合を始めましょう。時間が惜しいわぁ」
「それもそうですね。では、これより、W計画会合を始めます」
235Res/340.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20