63: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/07/27(水) 23:37:36.14 ID:1bYMbS4jO
みふゆの確認に、全員が肯定の返事をした。
時期が来たら改めて連絡する旨を伝えると、残っていた六名も部屋を後にして解散となる。
いろはとみふゆは部屋に残り、肩の力を抜いて大きく息を吐いた。
「お疲れさまでした、みふゆさん。助かりました
「いろはさんもお疲れ様です。思いのほか、早く終わりましたね」
時間はまだ昼時で、代案を採用せずに済んだ結果に胸を撫で下ろした。
「こちらの誤解で協力を得られない方もいましたが、仕方ありません。
片づけを済ませたら衣美里さんに声をかけて、みかづき荘へ戻りましょう。
今日のことをやっちゃんに報告したら、食事にしたいです」
「私もお昼食べてないので、お腹空きました」
借りた部屋の片づけを済ませて部屋を後にすると、二人は衣美里に声をかけて、
今日のお礼を伝えてみかづき荘へ帰還した。やちよ以外の住人は戻っておらず、
やちよに成果を報告した。
「全員の協力は得られなかったのね。能力の誤解もあったから仕方ないと思うけど」
「ですが、今後の支障になるというほどでもないと思いますよ」
「やちよさんから誰かにあたってもらう話ですけど、そちらはもう気にしないでください」
「二人がそう言うなら、私は信じるわ。それじゃ、食事を用意するから、待っててちょうだい」
その後、やちよが食事を用意すると、二人は遅めの昼食に入るのだった。
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