【マギレコ】 最後の世代の魔法少女たち
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59: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/07/27(水) 23:23:51.72 ID:1bYMbS4jO
みかづき荘を出発した二人は、道中、特に何事もなくエミリー休憩所へ到着する。
開場と同時に着いたが、木崎衣美里の他に、W−1、W−2計画の支援チームに
名前が挙がっていた魔法少女が全員集まっていた。

いろはとみふゆが挨拶をすると、梨花が返事をした。

「おはようございます、みなさん。お待たせてしてしまったでしょうか」
「いんや、みんな今来たとこだよ。ウチらが少し早く着いただけ」
「おはよう、ろっはー。時間通りだね。それにみんなも、二階を空けてあるよ。汚さなきゃ好きに使っていっから」
「ありがとうございます」

一同は衣美里を除いて二階に挙がると、用意されていた席に着席。
昨晩の話し合い通り、いろはが主催、みふゆが副主催となり、W−1、W−2の素案を全員に配布。
W−3の存在は伏せて、計画運営に協力が必要な旨を伝えた。
しかし、出席者の全員が難色を示し、二人にいくつもの質問を投げていく。
保澄雫が最初に質問し、いろは、みふゆが順に答える。

「やちよさんから話は聞いている。協力は構わない。だけど、計画は私たち全員の
 承諾が前提よね。浄化システムのことは別として、もし断ってたらどうしたの?」
「もしもの時に備えて、代案も用意しています。お手元の資料にある、魔法少女の
 能力に依らない方法として、二つ用意しています」

昨晩、日付を超えて深夜まで練った代案は、一つは鏡の魔女結界から海外へ渡る方法。
もう一つは、経済的余裕がある魔法少女の協力を得て、公共の交通機関で海外へ渡る方法。
どちらの案も、向かう先が出身国の魔法少女がいれば、同行を推奨している。
これについては、魔法少女の能力で海外へ渡る場合も同じだった。


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