【マギレコ】 最後の世代の魔法少女たち
1- 20
50: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/07/27(水) 22:54:26.12 ID:1bYMbS4jO
「そういえば、ニュースで度々見かけるようになったわね。以前は、一個人の犯行が
 報道されることが多かったけど、最近は暴力団絡みの落命事件が増えたわ。それも、
 時期がキュウべぇが撤退宣言した頃と重なってるの」
「ご存知だったんですね」
「そちらまで気が回ってたわけじゃないのよ。ただ、本当に事件が増えたなって。常盤さんたちのほうが
 詳しそうだけど。これもキュウべぇの撤退と、何か関係してるのかしら?」
「偶然とは思えないタイミングですし、私は関係があると思います」
「これを機に、常盤さんたちとの会合の場も、一度持ちたいところだわ」
「学校で、かこさんと会ってみて、話ができないか確認してみます」
「お願いするわ。あとは、他に何かある?」
「お話ししたかったことは以上です。おやすみなさい」
「おやすみ、いろは」


翌日。
いろはは、通学先である神浜市立大附属学校にて、夏目かこの姿を探して声をかける。
同じ学び舎に通っているものの、会話の機会が少なかったこともあり、些か会話がぎこちなく、
本題を切り出すだけでも時間を要した。だが、犯罪組織の事件の話をすると、空気が変わった。
最初は言い淀んでいたが、いろはが衣美里に、かこと話をしたと言うと、呆れ気味に口を開いた。

「前から思ってましたけど、いろはさんって、強引ですね。見切り発車なんてよくないと思います。
 ブラフだなんて……。口止めされてる手前、多くは話せませんけど……」

かこ曰く、ユニオンが先の抗争の対応に追われている間、常盤ななかと静海このはのグループは、
神浜市内で暗躍する犯罪組織の動きを追っていたという。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
235Res/340.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice