49: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/07/27(水) 22:47:20.12 ID:1bYMbS4jO
その後、いろははW−1、W−2の支援チームとして名前が挙がった魔法少女に、
メールで連絡を取ると、希望日に全員の予定が空いていた。エミリーの休憩所で
全員と会いたい旨を伝えると、衣美里の了解を得られてからということになった。
いろはは衣美里にメールで通話の許可を得ると、衣美里に電話で連絡を取った。
『ろっはー、何かおっきなこと考えてるっぽい?』
「そんなところだよ。キュウべえがこの星から撤退なんて言うからドタバタしてて」
『聞いた!聞いた!今日なんか、珍しくあきらっちがチュンチュン連れてきてさ。
なんか、あきらっちたちも、動いてるみたいなんだよね』
「常盤さんのグループが何かしようとしてるとか?」
『そうっぽいね。キュウべぇがいなくなるって言った日から、ヤのつく人の動きがヤバイって』
「私のほうでも、かこさんから聞いたよ。それで、今は自分たちに関わらないでほしいって」
『こっちにも、同じこと言いに来た。あきらっちたちは、裏のこと色々知ってるっぽい』
「魔女のことばっかりで、そっちのことは全然考えてなかったよ」
『魔女が絡んでんのかなー?あきらっちたちが、ずっと前から動いてるみたい。
裏のことは任せちゃってもいいんじゃね?』
「その方がいいかもしれない。やちよさんにも、そのことは伝えてみる。
それと、今日は急なお願いなのに、本当にありがとう」
『あーしはいいの!だけど、みんなにはもう相談してあんの?』
「うん。時間が分かれば、当日会ってくれるって、全員から返事をもらえたよ」
『それならオッケー。時間はメールするから、それじゃ、おやすみ』
「はい。おやすみなさい」
時間は衣美里に合わせて設定し、その時間に集まることを決め、衣美里との通話を終えた。
当日に集まる魔法少女に、集合時間をメールすると全員が承諾。
やちよたちにその旨を報告すると、予定が決まったところで、各々が自室に戻った。
が、いろははやちよを呼び止めて、やちよの部屋で二人で話したい旨を伝えた。
内容は、先ほどの木崎衣美里との会話で話題に上った、犯罪組織の件だった。
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