46: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/07/27(水) 22:37:01.56 ID:1bYMbS4jO
「みふゆと二葉さんは母校が一緒だから、共通の会話を見出せると思ったのよ」
「私の知らない、みふゆさん在籍時の水名のこと、聞けるかもしれませんね」
その後、その日の成果について、いろはとやちよは報告し合ったが、
進展するのはこれからという現状確認に留まった。
「こちらも、他のメンバーには伝え回ったわよ」
「私たちがみんなに会ったとき、キュウべぇの話はもう伝わってたから、
話はしやすかったね」
「いろはは今日、あいつらに会ったんだろ?どうだったんだ?」
「W計画が何とかって聞きましたけど……」
いろはは、順番が前後したことを断ると、灯花とねむから受け取った素案を全員に渡した。
やちよから鶴乃、フェリシア、さな、ういの順番に素案が渡ったが、事前に素案のコピーを
取っておかなかったことを悔やんだ。
「壮大な計画ね。W計画を実行に移せるかは、浄化システムが惑星全土に
広がげられるかにかかってるから、まだ始めることは出来ないけど」
「システムが広がらないことには、企画倒れになっちゃうよねぇ。
計画が立ち上がったってことは、広げるあてが何かあるのかな?」
「電波望遠鏡が元通りになったら、小さいキュウべぇを貸してほしいって言ってました。
キュウべぇが何か残しているかもしれませんし……」
「あいつがそんなことするタマかよ」
「でも、調べてみる価値はあるんじゃないかと思います」
「手掛かりって言ったら、小さなキュウべぇちゃんしか思いつかないもんね」
235Res/340.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20