エンド・オブ・ジャパンのようです
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71: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2022/10/11(火) 23:12:59.67 ID:GA2SequC0
推定150機超。これは、改装前の加賀さんと赤城さんに搭載可能な最大艦載機数の合計値に匹敵します。数字的な面だけで言えば、一航戦が根刮ぎ消滅したような状況です。

普通の空母機動艦隊ならそれだけでも致命傷足り得るものになりますが、深海棲艦側は少なくとも10を越える同じ規模の“群れ”を他の友軍艦隊にも差し向けていました。そしてその全てが──文字通りの“全滅”は綾波たちのところぐらいにしろ──致命的な損害を受けて跳ね返されています。

1000には確実に達する、空母機動艦隊の一つ二つどころか小国の総航空兵力にさえ比肩しかねない数の機体。それを喪いながら、寧ろ更に大規模な戦力を以て即座に“次”の攻撃を敵艦隊は繰り出してきたのです。

「OK, OK────」

そんな、常軌を逸する圧倒的な物量を目の当たりにして。

「────It's getting hot!!」

増援艦隊の皆さんは、一様にその口元を綻ばせていました。

「パーティ、早速盛り上がってきたわね!アカギ、どっちの子たちが多く落とせるか勝負よ!!」

「ええホーネットさん、望むところです!!」

先程の“銃声”の出処───アメリカ軍の空母艦娘にしてヨークタウン級3番艦・ホーネットさんが、大東亜戦争時に使われていた米軍の小銃を模したカタパルトを構えながらやや熱を帯びた声で叫びます。

それに隣で応じるのは、再び矢を構えた赤城さん。

「All unit, Weapon Free!!」

「制空隊第二陣、発艦始め!!」

新たに放たれる、3発の弾丸と3本の矢。即座にトムキャット隊と零戦隊が空を舞い、先行していたそれぞれの第一波と合流すると風を巻いて押し寄せてくる“群れ”へと突っ込んでいきました。

〈〈〈アタック!!〉〉〉

〈〈〈トツレ、トツレ、トツレ!!〉〉〉

『『『!??!?!!?!?』』』

青ヶ島鎮守府にてその名を轟かせる【大腮】こと龍驤さんには及ばないまでも、お二人の航空隊の練度もまた十分過ぎる水準でした。

さながら、小さく獰猛な肉食獣が獲物と定めた大型の草食獣から肉を食い千切るが如き動き。左右に別れた“一航戦”とトムキャット隊それぞれから火線が伸び、“群れ”は先鋒の両翼数十機が会敵とほぼ同時に射落とされます。
そのまま止まらず突入した両隊は巴戦へと移行。之に敵の“群れ”は更に1割近い戦力が足止めされ、陣形も大きく乱れることになりました。

〈オクレヲトルナ、ワレラモツヅケ!!〉

〈キシタチヨ、カカレ! フォイヤ-!!!〉

〈アバンチ、アバンチ!!〉

ホーネットさんと赤城さんのお二人が先駆けとなったことで、周辺の友軍艦隊からも続々と遅ればせながら艦載機隊を送り込んできました。例の国連“海軍”も混じっているようで、飛び交う妖精さんたちの無線にはイタリア語やドイツ語も含まれます。


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