エンド・オブ・ジャパンのようです
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101: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2022/11/23(水) 23:18:47.56 ID:Yl0NhHA/0
北欧戦線から深海棲艦が投入し始めた新型の制空戦闘機、【黒鳥】。私ら人類が扱う第4、第5世代戦闘機とほぼ同等の速力を出せる上に、その最高速を維持したまま旋回してくるという化け物じみた性能の持ち主。

こっちの数は、米軍のF-22も併せて8個編隊32機。性能面がボロ負けで数量面でもダブルスコアときたら、ほんの少しでも足を止めれば瞬く間に“食われる”だろう。

《Enemy Lock, Enemy Lock, Zulu-09 FOX-3!!》

£#°ゞ°)《Knight-01 FOX-3!!》

《Glasgow-10, FOX-3》

【回転木馬】を維持している後方の連合空軍主力から、【黒鳥】の跳梁跋扈を阻止すべく次々と空対空ミサイルが飛来する。が、さっきの第二次防衛ライン崩壊に際して膨大な損害を被ったことと前線が広域化して各方面に戦力が分散したことが重なり、投射される火力の量は先程と比べ大幅に減少している。

『『────!!!』』

《No, No!!!?》

《Damn………》

十何機かがミサイルによって撃墜され、残る大半は回避のためにこちらへの突撃を断念した。だけどミサイル群をくぐり抜けた数機が、編隊の横っ腹に食らいつく。

悲鳴と悪態をそれぞれ残し、レーダー上から友軍機の反応が二つ消えた。

それでも───胸糞の悪い勘定だけど、犠牲が二機で「済んだ」なら御の字だ。

《Rapter-10 and 13 down!!》

ミ,,;゚ ゚彡《Keep, Keep!! Don't stop!!》

|w;´‐  ‐ノv「─────っっっ!!!」

速度が“互角”であるなら、一度距離を取れば直線で追いつかれる可能性は低い。向こうの兵装は現状確認されている限り九九式二〇粍機銃に相当する性能の機関砲二門のみ、一度距離さえ離してしまえば向こうの射程はこっちの背中を捉えられなくなる。

故にこそ、Raptorから出た“尊い犠牲”を無駄にしない。撃墜機の破片や爆風を回避するために追撃が鈍った隙を突き、そのまま連中を一気に振り切る。

《Shamrock-01, FOX-3!!》

《Rapier-04, FOX-3!!》

『『『─────ッ!!!』』』

距離が開いたことに加えて【回転木馬】による第二次掃射も始まっては、そりゃあ追撃なんてできやしないだろう。私達を追ってきていた【黒鳥】の反応が、次々と踵を返していく。


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