勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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87:名無しNIPPER[sage saga]
2022/07/03(日) 11:58:00.99 ID:zL1H8n800
『夜』


ドゥルルン〜♪

密かにも大きな決心が〜♪

今夜もぼやけてゆく〜♪


狼女「ガーゴイルはこっちには近づいて来ないね…」

商人「大型気球の方に行ってるけど…あっちのクロスボウの命中率凄いな…どんどん落としてる」

女海賊「戦闘のプロだから当たる距離分かってんだよ…見習って」

商人「なるほど…結構近づくまで落ち着いて待ってるのか」


”ザザー

”聞こえるか?”

”お!?聞こえるよ!!そっちどう?”

”地下線路を出発した所じゃ…順調に行けば20時間後に到着じゃな”

”おけおけ…私等の方が少し早く到着する”

”先走って降下してはいかんぞ?”

”分かってるさ…先に爆撃と狙撃で向こうの重装射撃砲を壊しとく”

”ふむ…よかろう…主らの眼は常に見て居るでわらわの指示に従うのじゃぞ?”

”おっけー”

”では後ほどのぅ…”

”ザザー


商人「月の位置が毎日変わるのはやっぱり奇妙だね…」

情報屋「公転の周期は変わって居ないと仮定して18度づつズレて行く…これが新しい暦の基準になるかも知れないわ」

商人「計算難しいな…」

情報屋「落ち着いて計算すれば出来なくもない…まず毎日観測する環境が重要」

商人「なかなかそんな暇も取れないよ」

女海賊「ホムちゃんにお願いしないと…」

商人「あれ?待てよ?しっかり観測しないと光る隕石落とすの難しいんじゃないか?」

女海賊「落ち着いたら私がしっかりやるよ」

情報屋「この作戦が終わって落ち着くと良いわね」


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