勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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614:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/12(月) 18:41:04.51 ID:X4eygvxo0
『行き会い』


ザブ〜ン ユラ〜リ


剣士「大きいなぁ…」フリフリ

学者「こっちと比較にならんっすね…」

剣士「あ!!向こうも手を振った!!やった!!」ブンブン

盗賊「いやしかし間近に見ると圧巻だな…」タジ

戦士「主力はスループ船とスクーナーの方だ…このキャラック船は補給船だぞ」

盗賊「俺がガキの頃はよ…このでかいキャラック船よりも更にデカい船が有ったんだ…機械で出来た船な?」

剣士「そんな大きな船が…」ポカーン

盗賊「キ・カイの軍港に良く出入りしてたのよ…機械の反乱の後は何処行ったか分からん」

学者「噂じゃ外海に行ったっきりっすね」

盗賊「近くで見て見たくて何回も軍港に忍び入ったんだが…毎回捕まってお袋が謝りに来てた」

学者「最近だと機械じゃなくて蒸気船ってのが出て来たらしいっす」

盗賊「ほう?何だソレ?」

学者「帆に加えて蒸気でプロペラを回すとか…ミネア・ポリスで造船されたらしいっすよ?」

盗賊「なぬ!?海に接して無いだろう」

学者「湖に流れてる川を登るらしいすよ?」

盗賊「マジか…逆流でもスイスイってか?」

学者「地下列車も蒸気で動かす様になったんでこれからは蒸気機関の時代っすね」

盗賊「魔石が入手出来なくなったからなぁ…」

学者「メチャクチャ高くなりやしたよね…俺っちのバヨネッタも魔石必要なんでいつまで使えるか…」

盗賊「ロボの魔石もそろそろ交換時期だ…バン・クーバに戻ったら買わなきゃならん…」

学者「金有るんすか?」

盗賊「んむむ…又ドロって来ないと足りんな…」

学者「兄貴は良いっすねぇ…どうにか資金調達出来るんで…」


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