475:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/20(日) 12:18:41.93 ID:ZniVZVNC0
『甲板』
ユラ〜 ギシ
女戦士「散らかった船で済まんな…私が船長の女戦士だ」ツカツカ
謎の男「シン・リーン魔道旅団付き赤の分隊長…名は魔剣士だ」
女戦士「フフ…まぁ堅いのは抜きだ…もう事情は聞いて居るか?」
魔剣士「にわか信じられない…2000年以上も時が経って居るなどとは…」
女戦士「これが何か分かるか?」スラリ ピカー
魔剣士「む…その輝き…我らが王の物…エクスカリバー」
女戦士「そうだ…今の時代では時の王と呼ばれている…違うな…呼ばれていた」
魔剣士「やはり過去の事だと…」
女戦士「こう言えば理解出来そうか?ほんの10年前まで不滅の肉体で生きていた」
魔剣士「おぉぉ!!ではメデューサを無事討伐し魔王も…」
女戦士「これは話が長くなりそうだな」
魔剣士「私も聞きたい事が沢山あるのだ…」
女戦士「まぁそう焦るな…とりあえず直近の話からだ…その赤の分隊だったか?見方は何名ほど残って居る?」
魔剣士「正確にはまだ把握していない…眼を覚ましていきなり戦闘になってしまった」
女戦士「んん?小型の機械か?」
魔剣士「機械?良く分からんが物理系の魔法の様だ」
女戦士「フフ…まぁそう思うだろうな」
魔剣士「確認出来た味方は15名程…魔法の触媒が乏しく隠れ潜んで居る」
女戦士「なるほど…では取り引きだな…武器と触媒を提供する代わりに一時的に私達に協力して貰いたい」
魔剣士「協力?」
女戦士「今シン・リーンの姫君を捜索している所なのだ…そうだな…お前達の王の子孫と言えば良いか」
魔剣士「なんと!!」
女戦士「無事に見つける事が出来たならお前達をシン・リーンへ送り届ける事を約束する」
魔剣士「フフフ…ハハハハ…断る理由が無い」
女戦士「取り引き成立だな?」
魔剣士「これからどうすれば?」
女戦士「万全では無いが丁度船を動かす事が出来るようになった所だ…まず味方の確保だな」
魔剣士「私は案内出来ない…周辺の事情が分からなさすぎる」
女戦士「分かっている…現地でこちらを敵と認識しない様にだけ振舞って欲しい」
魔剣士「なるほど…了解した」
女戦士「よし早速移動を始める…ローグ!居室に案内して情報屋と引き合わせてくれ」
ローグ「分かりやした…ワクワクしてきやしたねぇ!こっちでやんす…付いて来て下せぇ」スタ
--------------
877Res/1322.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20