283:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/16(水) 20:58:54.09 ID:Xx1bIi7d0
『テーブル』
ワイワイ
マスター「お飲み物はボトルでご用意しますね…おつまみは…フルーツをお持ちしましょう」
ローグ「いやぁぁ何もかにも済まんでやんす…」
魔女「丁度フルーツを口にしたかった所じゃ…ローグ!チップを払うのじゃ」
ローグ「ええ?あっしがですか…」ジャラリ
マスター「ハハお気になさらず…では少々お待ちください」スタ
魔女「ローグ…盗賊ギルドは今どうなっとるのじゃ?」
ローグ「あっしは聞いてないでやんす…多分隠れ家を何処かに持ってるとは思いやすが…」
魔女「アヌビスもこの仕事が天職の様じゃな」
ローグ「そーっすねぇ…もう20年以上このポジションやってるでやんすよ」
ガハハハハ
俺が何処にお宝隠してるかも知ら無ぇであいつ等はあの貴族の下に下りやがった
でもどうする?追手が掛かるぞ?
逃げ場は決まってる…シャ・バクダのオアシスで傭兵を募集してるんだ
おぉ!!お宝持ってトンズラだな?
そうよ…他の仲間も現地で集合する手筈だ…まぁ付いて来い…エルフをモノにするぞ
そりゃ良い!!金ばっかり食うここの女にはもうウンザリだ
ローグ「あたたた…あいつ等全然気付いて無さそうでやんす」ヒソ
魔女「面白いでは無いか…聞き耳を立てて静かに飲もうぞ」グビ
ローグ「なんつーか頭に奴隷にされた豪族が可哀そうになって来やしたよ…」
魔女「鼻を削がれただけじゃろう…そんな物変性魔法で直ぐに元通りじゃ」
ローグ「ええ?そうだったんすね…」
魔女「女戦士はそこら辺もしっかり分かってやって居るのじゃぞ…慈悲深いと思え」
ローグ「なるほど…もう関わって来るなと言う縁切りだったんすね」
魔女「まぁこれで海賊の業界では恐れられるじゃろう」
ローグ「そうっすねぇ…いや…でもあの豪族達は底抜けのバカなもんで…」
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