勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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282:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/16(水) 20:58:12.65 ID:Xx1bIi7d0
『酒場』


ワイワイ ガハハハハ


マスター「いらっしゃいませ…お二人様で?」

ローグ「あいやいや…久しぶりっすねぇ」

マスター「シィーーーーーッ…ささ…カウンターへどうぞ」

ローグ「あぁすんません…そんな感じなんすね」

マスター「お飲み物は?」

ローグ「あっしはエールが欲しいでやんす」ジャラジャラ

マスター「こちらの御婦人はどなたで?」

ローグ「魔女さんでやんす…魔法で姿変えてるでやんす」

マスター「なるほどそうでしたか…ではハチミツ酒をご用意致します」

魔女「ほほー…わらわの好みを良く知って居るのぅ」

マスター「フフ仕事ですので…」チラリ

ローグ「あっしらはちっと様子を見に来たでやんすよ」

マスター「先ずはお飲み物をどうぞ…」コトリ

魔女「見た所昔と変わらん普通の酒場じゃのぅ…」グビ

マスター「お陰様で…」ニコリ

ローグ「どうっすか?何か噂聞こえて居やせんか?」

マスター「噂も何もこの激動の時にどんな噂も意味を持ちませんよ…」

魔女「うむ…こちらの大陸も大変だった様じゃのぅ」

マスター「それはもう…御覧の通り港は壊滅…変わらず酒を提供出来ているのが不思議と言いますか…」

ローグ「フィン・イッシュは少し高地にあるのが幸いしていやしたね」

魔女「影響が出て居るのは沿岸部だけなのかえ?」

ローグ「あぁぁぁ…命の泉から下流は大洪水が起きて居やした…多分森の中も大洪水っすね」

マスター「噂と言えばシャ・バクダのオアシスに人が集まっている様ですよ?」

魔女「ほう?それは初耳じゃ…」

マスター「フィン・イッシュが保護しているエルフに会えるのです」

ローグ「エルフ目当てで人が住みついてるんすね」

マスター「はい…なんでもエルフは異形のクリーチャーと戦って苦戦しているとか…」

ローグ「なーんか…豪族の話が全然出てこないのはどういうこってすかね?」

マスター「豪族の皆さんは最近めっきり来なくなりましたねぇ…奥のテーブルに常連さんが見えていますが…」

魔女「ふむ…あそこの集団じゃな?」チラリ

ローグ「ちっと近くのテーブルに移動しやしょうか…」

マスター「争いごとは起こさない様にお願いしますね…どうぞグラスを持ってこちらへ…」ササ


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