勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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163:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/16(水) 19:23:17.29 ID:Xx1bIi7d0
ペチャクチャ…


魔女「ホムンクルスは仕切に何かと話して居るがアレで良いのじゃろうか…」

情報屋「私から見たら独り言を話しながら徘徊する人…世間でもそう見られてしまう」

商人「そういうのはちゃんと学習する筈だよ…今はまだ何も分かって無い」

情報屋「そうだと良いのだけれど…」

商人「僕が彼女に気付いて欲しいのは…人間の住まう環境だけ良くすれば良い訳じゃ無いって事さ」

魔女「ふむ…確かにその通りじゃな」

商人「虫の声も…アヌの声だってちゃんと聴いて自分で判断して欲しいんだ…悪いのは何なのか」

情報屋「あなたは私達の歴史の何所に問題が有ったと思って?」

商人「そうだな…僕は神を信じない…信じるのは命ある者だけさ」

情報屋「哲学?」

商人「アヌが器に収まったとして平和が来ると思うかな?」

魔女「…」

商人「古代では器に収まってた筈さ…その当時も争いが絶えなかった…何故だろう?」

情報屋「…」

商人「答えは簡単だよ…アヌがオークにそうしている様に人間に戦争を起こさせてるのさ…はっきり言う…アヌは邪神だ」

魔女「これ!下手な事を言うてはならぬ」

商人「あぁ邪神は言い過ぎたかな…裁きの神なのに何も裁けてない…だから信用出来ないのさ」

情報屋「あなたの意見は参考にしておくわ」

魔女「ふむ…裁きの神が人間を不要と判断したと言うのも考えられそうじゃ…」

商人「そこだよ…それが正しい裁きなのかホムンクルスに考えて欲しいのさ…命の声が聞こえるなら感じる事もある筈」


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