勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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138:名無しNIPPER
2022/11/16(水) 19:08:42.72 ID:Xx1bIi7d0
『夕方_古代遺跡』


アーデモナイ コーデモナイ


女海賊「3人共やっぱこっちに居たんだ…」

魔女「うむ…聞いたぞよ?明日幽霊船に戻るのじゃろう?」

女海賊「私はすぐ帰って来るけどね…ほんで今何してんの?」

魔女「世界中の古代遺跡の場所を確認しあっとる所じゃ…機械の影響がどれほど及びそうか調べておる」

情報屋「北の大陸…いえシン・リーンやセントラルも無事では済まないかも知れないという話なのよ」

女海賊「え!?マジ?」

情報屋「少なくとも黒の同胞団が隠れ家として使って居た場所は古代遺跡の可能性が高い」

女海賊「それじゃフィン・イッシュにある遺跡もヤバイじゃん」

情報屋「そう…何処かに古代の軍用基地みたいな物があるのかも知れないの」

女海賊「なんかヤバくね?小型の機械がそこらじゅうで暴れ回るんだよね?」

魔女「うむ…じゃから影響が及びそうな場所を調べて居るのじゃ」

商人「セントラルは昔出所不明のウラン結晶を沢山持ってた…つまり黒の同胞団の隠れ家にはもうエネルギーは無いかも知れない」

女海賊「あれ?それじゃ名もなき島もヤバくね?」

情報屋「あそこはスタンドアローンで外部とは切り離されてるから大丈夫」

女海賊「ここは?」

商人「火山の近くで軍用の施設は作らないよ…多分ここは研究所さ」

女海賊「軍用…ほんじゃ海の近くか」

商人「そう言う事…海か川が近い筈…だからセントラルもフィン・イッシュも危ない」

情報屋「古代の地図では当時の主要な都市が有ったのは未踏の地で岩塩地帯になっているわ」

女海賊「ちょい待ちちょい待ち…キ・カイみたいに地下に埋もれてるとか有るかも…」

情報屋「一度海水に浸されて居るからもし有ったとしても岩塩で覆われてる可能性が高いと思う…」

女海賊「なんだよ結局行ってみないと何とも言えないじゃん」

魔女「母上に連絡して警戒を頼んでおこう」

情報屋「それならフィン・イッシュにも連絡を願えると良いわ」

魔女「そうじゃな…言うて置く」



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