勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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139:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/16(水) 19:09:13.57 ID:Xx1bIi7d0
調和の神エンキ…破壊の神エンリル

そして裁きの神アヌ…この3人の神が三大神として君臨…

その他にも月の神…太陽の神…冥界の神…様々な神が居てその数およそ2400の神が存在したらしい

多神教として繁栄したメソポタミア文明はその神の座に序列をつけ始め次第に争いになった…神々の戦いね

でもそのすべての神が人間に手によって滅ぼされ…現在に残っているのは裁きの神アヌだけ…


商人「どうしてアヌだけ都合よく残ったんだろう?」

情報屋「アヌだけは最も重要な神という位置づけだったのにその性質は殆ど知られていない…つまり何にも関わらなかった」

商人「やっぱり良く分からない神だなぁ…」

女海賊「その神全員がアヌンナキなん?」

情報屋「ここの機械にはそういう事が記されて居ないけれど…きっとそうね…集合意識の一部が何かの器に収まって降臨したと思う」

女海賊「ほんじゃ1000人以上のオークが当時地球を支配した感じな訳か…」

情報屋「その当時はオークでは無かった様ヨよ?レプティリアンというリザードマンの様な個体」

商人「1万年以上もアヌは地球で何を目的として居たんだろう?金が欲しいならさっさと採取して何処かへ行けば良いのに…」

情報屋「集合意識なのだから俗な知性は無いと思うわ」

商人「知性が無い?」

情報屋「単純に宇宙で存在する為のエネルギーを欲しているとか…意識を受け入れる媒体を求めているとか…」

女海賊「ちょい待ち…ほんじゃ知性は器の側が持ってるという事?」

情報屋「恐らく…私達にアヌが乗り移ったとして知性はそのまま維持してる…でもアヌの意識を感じて目的を得る」

女海賊「あああ…そういう事か…オークシャーマンもそうやって啓示を受けてるのか」

情報屋「集合意識という存在はそれくらいの事しか出来ないのよ…器に収まってやっと動き出せるというか…」

魔女「魔王も同じじゃのぅ…人間に暗示を与え操るしか出来ぬ」

情報屋「そう…器に収まって初めて何か出来る存在」

商人「前に僕はアヌンナキが地球を実験場にしてると言ったよね…もしかするとそれが目的かも知れないな」

情報屋「その可能性は高いと思うわ…遺伝子を組み合わせて自身が収まる優秀な器を作ってる…究極の生命体」

女海賊「むむ!!ほんじゃあのダンゴムシは…」

商人「完成したのか完成前なのか分からないけれど優秀な器である可能性はとても高いね」



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