【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.4
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340: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/07/03(日) 21:14:37.23 ID:kq3pidQz0
◆◇◆◇◆◇◆◇◆

実家の小料理屋の壁棚には、古ぼけたテレビが飾ってあった。

決まったチャンネルの番組をシャッターを上げてから下ろすまで延々と流し続ける置物。
以下略 AAS



341: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/07/03(日) 21:15:45.88 ID:kq3pidQz0

ちょうど、テレビで懐かしのアイドル特集をやっていた。

今の自分とそう年齢も変わらないだろう少女たちが、華々しいステージでたくさんの人に囲まれて、手放しの賞賛をシャワーのように浴びている。
彼女が歌えば誰しもが耳を傾け、彼女が踊れば誰しもが拍手する。
以下略 AAS



342: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/07/03(日) 21:16:59.94 ID:kq3pidQz0



「目障りなんだよ」

以下略 AAS



343: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/07/03(日) 21:19:24.71 ID:kq3pidQz0

「ははは、お客さんキツイですよ。うちの娘なんだし多めに見てやって」

父は、罵倒に正面から立ち向かおうとはしなかった。
夢をビリビリに引き裂こうとする言葉を否定すらせずに、苦笑いして誤魔化す。
以下略 AAS



344: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/07/03(日) 21:20:25.45 ID:kq3pidQz0

その瞬間に悟ったのだ。


この場所に居続けてはならない。
以下略 AAS



345: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/07/03(日) 21:21:39.72 ID:kq3pidQz0

両手で数えきれないだけのオーディションを受けた。
しかし、その悉くで向けられたのは好奇の視線。
わざわざ長崎から出てきたというのに、アイドルとしての技量で秀でたものは見出されず。
急に飛び出してきた人間で、後ろ盾も何もない。
以下略 AAS



346: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/07/03(日) 21:22:49.07 ID:kq3pidQz0

そしてその認識は、芸能界に入ってからも変わることなく。
むしろより一層強まったとも言える。

身内のスキャンダルをバラして椅子を勝ち取るディレクター、
以下略 AAS



347: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/07/03(日) 21:24:13.61 ID:kq3pidQz0


地獄を踏み倒した上で与えてくれた僅かな力________


以下略 AAS



348: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/07/03(日) 21:26:00.46 ID:kq3pidQz0
◆◇◆◇◆◇◆◇

月岡恋鐘の口から語られた、事の経緯と彼女の心境を前に私たちは非難の手を緩めてしまっていた。
今この場にいる人間の誰よりも、月岡恋鐘は人の営みの歪さを、誰しもが有する悪意を、夢の舞台の澱んだ地盤を知っていたからだ。

以下略 AAS



349: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/07/03(日) 21:27:02.28 ID:kq3pidQz0

恋鐘「そがん時ばい、うちが『あの人』に話を聞いたんは」

あさひ「あの人……その人が、このコロシアイを企てたっすか?」

以下略 AAS



350: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/07/03(日) 21:28:05.67 ID:kq3pidQz0

智代子「チーム……ダンガンロンパ?」

あさひ「ダンガン、ロンパ……」

以下略 AAS



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