【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.4
1- 20
332: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/07/03(日) 21:04:48.28 ID:kq3pidQz0

次、さらにその次。
次はもっと高く、もっと広い場所へ。
どこまでも緋田美琴という人間は満足することがなかった。
私は気がついた時には、美琴のその欲望に中てられていた。

美琴が最後の最後に目にする景色はどんなものなのか、同じ場所から見たいと思った。


「そう……それじゃあ、一言いいかな?」
「あ?」
「一曲目のフリ、いつも左足軸のターンになるとブレてる。体幹を意識してほしいな、右手がそれに振り回されてるから」


美琴はそれに悪びれもしない、改めようともしない。
パフォーマンスという括りになった途端に人が変わったように饒舌になる。
でも、美琴はそれでいい。
そうじゃなきゃ美琴じゃない。
私たちのことなんか、ただの舞台装置だと思って、自分のパフォーマンスを磨き上げるための道具として消費してくれればいい。


「お、おう……! わかった、意識する……!」
「うん、ありがとう」


それで少しばかり、笑顔を見せてくれれば私は満足だ。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/759.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice