【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.4
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333: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/07/03(日) 21:06:39.40 ID:kq3pidQz0

「よし、それじゃあ早速合わせようか。そのために来てくれたんだよね?」
「ん、もちろん」


ラジカセにスイッチが入る。
私の中にも、電気を通わせる。
緋田美琴の隣に立つ人間になるのには、ただの斑鳩ルカじゃいられない。
私もずば抜けて、イカれた存在にならないと。


「1、2、3、4……」
「1、2、3、4……」


美琴の後を追う、それじゃダメ。
美琴の先を行かないと、美琴はすぐに私を置いて行ってしまう。
彼女には、最高のパフォーマンスという概念しか頭にないのだから。
ベタ踏みしたアクセルのほかに、ブレーキなど積まれていない。


「次、ターン」
「左、軸……!!」
「……そう、その感じ」


先ほど指摘されたばかりの傾向をなんとか修正。
美琴にも及第点をいただけた。
でも、胸を撫で下ろすような時間などない。
そうこうしている間に、美琴の思考は次へと移り変わる。



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