【ガンダムSS】「転生したらシャアだったので安価で宇宙世紀を生き延びる」
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162:名無しNIPPER[saga]
2022/07/08(金) 23:00:14.76 ID:8L5qSzCWo
シャアは自分がどこから来て、この世界に詳しい理由を説明した

スミレ「私達の世界が大佐の世界の創作物だなんて。そんな事があり得るんですか!?」

シャア「しかし事実だ。私も初めは驚いたさ。アニメの世界に転生などとな」

マハラジャ「まさか本来の歴史ではジオンが敗北していとは。にかわには信じがたい話だが…」

スミレ「でもそれなら納得です。まだプランに上がっただけのガザC(仮)の存在を知っていたんですから」

シャア「このガザCは本来、今より5年後の宇宙世紀0087年にアクシズの戦力として実戦に使われる機体ですが、ジオンが勝利したこの世界で実用化する理由は薄いでしょう。しかし利用価値が無くなった訳ではない」

スミレ「利用価値?あっ!もしかして装甲材ですか!」

シャア「そうだ。このガザに使用されてる装甲材はガンダリウムγ。本来はもう少し先に実用化される代物だが、これを解析すれば量産が可能となるはず」

スミレ「凄いですよこれは!」

シャア「しかし私もこの機体の出所は分からん。私と似たように、この世界に転移して来たと考えるのが妥当か?」

シャア「だとすれば嫌な予感しかしないな」

マハラジャ「大佐の様な人物が他にもいると言うのかね?」

シャア「推測の域を出ませんが最悪の場合、なんらかの手段で軍隊ごと並行世界から転移している可能性も考えられます」

シャア(シャドーミラー展開はマジで勘弁だぞ)

スミレ「……」

マハラジャ「うむ」

シャア「あくまでも可能性の話です。現に今まで私以外の異世界人と接触した事はありません。楽観視をするつもりはありませんが可能性は低いかと」

シャア「いずれにせよ軍備増強は必要となるでしょう。今までの歴史を振り返れば反乱勢力が出現する確率は極めて高いからです」

マハラジャ「そうか。スミレ君、このガザCを直ちに解析して新型の装甲材の量産に取り掛かりたまえ」

スミレ「了解です!」

マハラジャ「戦わずして解決できるからそれに越した事は無いのだが難しいのだろうな」

シャア「残念ながら」

マハラジャ「分かった。私とて部下をみすみす死なすつもりはない。シャア大佐、君が誰であれ期待している。よろしく頼むぞ!」

シャア「はっ!」

マハラジャ「それとだな。大佐が転生者という事は、シャア・アズナブルの正体もも知っているというのだな?」

シャア「キャスバル・レム・ダイクンですね。ですが、今の私はジオン・ダイクンの遺児ではなく単なる一般人です。ジオンの名を背負って人を導く事など私にできるはずもありません」

マハラジャ「そうか」

シャア「お力になれず済みません。ですがせっかく転生したのです。争いの無い世界にしたいという想いは同じです。何かあれば力になりましょう」

マハラジャ「分かった。その言葉が聞けただけでも私は満足だよ」


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