【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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568:黛冬優子は二度刺す ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/05/19(木) 21:40:13.18 ID:kJ67nvvf0


____千雪に与えられた。


何年も一緒にいた相手にもずっと出来ていなかったことを、たまたま一度うまく行ったからと言って、他の連中にも同様にすることを求める理不尽な命令を。
何も私は友達なんて薄っぺらい関係性を求めていなかったし、美琴という存在が手元にある以上は満ち足りていて、それ以上を求める気もなかった。

でも、千雪が命を落として……その命令は、優先されるべき義務になった。
千雪の働きに少なからず感謝していたこと、それに言葉すらも送り返すことができていなかったこと。

そういった要因が私にとってこれ以上ないモチベーションになって、その中で最初にできた相手が……【冬優子】だった。
この瞬間から関係性が変わりました、なんて取り決めをしたわけではないが、三峰結華を引き摺り出したあの瞬間から確かに私の認識と感情は変異した。

好き勝手な物言いをして、いいと思った人間はとことん振り回す。
それでいて周りの人間のことはよく見ているし、実際気も回る。

だが、自分が他の人にどう見られるかの意識が強い分、本当の自分を出すのには抵抗意識がある。
私が惹きつけられたのは、その強さと弱さのチグハグさ。
普段無理を推してトゲトゲしいカリスマを演じている自分に、勝手なシンパシーを抱いていた。




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