9:名無しNIPPER[sage saga]
2022/02/08(火) 22:47:22.59 ID:gAjlLna3O
「お父さん、嬉しそうだったな」
「そうなの?」
やたら美味しかった彼女特製のカレーを3杯ほどおかわりした私はくたくたパンツをいそいそと脱いでお風呂をお借りして、その際に彼女が乱入してくるという定番のイベントを終えた後、くたくたのジャージをいそいそと着替えた瞬間にひん剥かれ、彼女秘蔵のかわいい部屋着を着せられ、そして現在、ベッドに寝かされて抱き枕のように扱われている。
誠に残念ながらトランプの出番はなかった。
あと、疑惑のウンスジも視認出来なかった。
「たぶん死んだお母さんに似てるからだよ」
「私が?」
「うん。ほら、この写真を見て。そっくり」
彼女が机の上に置かれた写真を持って来て見せてくれた。たしかに似ているような気もする。片親だったのか。私もまた片親だった。
「うちはお父さんが居ないから羨ましいよ」
私には父親が居ない。物心つく前に亡くなってしまった。だから家の中に父親という存在が居る彼女が羨ましかった。お父さん、か。
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