【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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92: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/25(火) 21:05:53.69 ID:AY0G9Zdm0


……でも、そんな彼女を救い上げる者がいた。



果穂「ふゆさんは何も失ってなんかいません!」



小学生は溌溂とした笑顔で、外野で聞いていた私の耳を劈くほどの声量で言い放つ。
他の連中もそれは同じ事、一気に小学生のもとに視線を向けて、やがて追従を始める。

冬優子「えっ……?」

恋鐘「そうばい! 何を勘違いしとるか知らんけど、うちらがそんぐらいのことで冬優子のことを嫌いになるなんてことあり得んたい!」

結華「……うん、むしろふゆゆの本音を聞けて嬉しいかな」

夏葉「ふふ……クリスマスのマラソンの時の情熱、やはり私の見当違いではなかったようね」

美琴「素敵だと思う。それも、冬優子ちゃんの魅力じゃないかな」

果穂「あたし、すっごくすっごくかっこいいと思います! 今まで見ていたふゆさんも、今初めて見たふゆさんも、どっちも!」

冬優子「……あんたたち」


こいつにはその光景が信じられないものとして映ったらしい。
それもそうだろう、ずっと連中に本性を隠し続けてきたということは、少なかれバレてしまうことに怯えている部分があったということ。
かつて、そういった経験があったのか。
私にはそれを知る術はないが、口をパクパクと動かす姿を見ると、『報われた』という言葉を持ち出さずにはいられなかった。


あさひ「よかったっすね、冬優子ちゃん!」

冬優子「……うっさい」




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